CNNやBBCといった外国メディアは、昨日ほどではないが、今日も、日本の大地震の報道が続いている。
しかし、少しトーンダウンしてきたのか、昨日ほどではない。
それに代わって、と言うか、一昨日までと同じく、メインは、リビア情勢の話題に戻っている。
ご存知の通り、リビアはもはや民主化デモどころではなく、完全な内戦状態だ。
市街地を走行する戦車、空から町を攻撃する戦闘機、そして、逃げまどう一般市民たち、
こんな映像を見ていて、なんて馬鹿なことをやってるんだろうと思う自分がいる。
日本では、自然の前に、無力な人間たちがいる。
大切な家や畑を流されて、皆が泣いている。
一方、リビアでは、人間同士が殺し合っている。
自分たちの町を自分たちの手で破壊しているんだ。
人間同士、どっちが正しい、どっちが強いかなんて、どうでもいいことだろ。
全ての人間は、自然の前では、無力なんだから。
自然の前では、何の優越はなく、同じ人間だろと言いたい。
昨日の津波の映像を見た後で、リビア内戦の映像を見ると、そのくだらなさと馬鹿馬鹿しさに、反吐を吐く思いだ。