避難所の中には、自らも避難民にもかかわらず、率先して、遠くまで燃料や物資を取りに行ったり、率先して、おにぎりを握ったり、温かい味噌汁を作っている人たちがいる。
電気が止まり、水も食料も底をついた孤立した病院で、自らの体力をかえりみず、昼夜、病人を看護し続ける医者や看護師たちがいる。
福島第一原子力発電所の最前線では、放射能被曝の可能性がある中、必死に点検や注水作業に従事している人達がいる。
そして、今なお、極寒の寒さの中、瓦礫をどけたり、行方不明者を探し続けている自衛隊の人達がいる。
被災地からのセンセーショナルな報道を狙うマスコミ、
チャリティーや義援金の額を競うような芸能人や著名人、
そんな人たちばかりが目立ってしまう大震災の後だが、
無名の彼らこそが、本当のヒーローだ。
がんばれ無名の人達。