先日書いた「悪い結果」について。


先日書いたとおり、

>>結局はケツを拭くのは自分なので、ダメそうな場合は、フォローしつつ「悪い結果」をわざと出させる。

>>そしてその結果に対して向き合わせ、理解させる。どうしてそうなったのか。


ということが大事。やはり、失敗しない限り、絶対に人間てモノは成長できないと思う。


実際自分がそうだったと思う。だから今でも困難は問題に常に立ち向かっている。しかも自分から突っ込んで行っている。



もちろん自分もミスをする。失敗をする。悪い結果を出す。


ただ、二度と同じ間違いだけはしない。



失敗したことを反省は絶対しない。反省できるということは、その時点で最善を尽くしていないからだと思う。


まだやれることがあるんだもの。ちょっと考えただけで。「じゃあなんでやらないんだよ」って感じさせるのが反省ですよね。



私は失敗をしたら、謝る→悔しがる→二度と同じことは繰り返さないと心に刻み分析する→考えが足りない場は合、他人のアドバイスも受ける。この順番で処理をする。


悔しがるってのがポイントですね。マジでやったことだし、それをミスったら悔しいでしょ。フツーは。




あと、よく「まぁ失敗しちゃったけど、ケースバイケースだしなぁ、次頑張れよ!」と言ってる大人がいます。



そんなこと言ってる人の事は信頼しない方がいいです。だって世の中の大抵のことはケースバイケースでしょ


それを解決しようとしないで次に進ませる。なんという恐ろしい教育でしょうか。親に学校に会社に教育されていない人の言葉ですね。



っとは言ってもたまに特例というものは有るのも事実ですが…



ヒロシシノハラ






よく努力している人や、しようとしているひとに「がんばれ」というのは無責任だ!


…なんてTVなんかでエライ人が言ってたりします。まぁそれには共感出来ますが、


過去に仕事を任せた若い子(バイトの子)の口から多く聞くのが、


「頑張りました」「頑張ってみます」って言葉です。



私はそんな言葉を使う人に対して言う言葉は決まっていいます。


頑張んなくていいよ。頑張んなきゃ出来ない?だったらやんなくてもいいよ?他の人いっぱいいるし。

そもそも、「頑張った」なんて他人からの評価だから、自分から「頑張った」なんて言うなんてアホ丸出しだよ。


と。



よく「えっ?」って返されてました。理解できないのかな最近の若い子は。しかもそれで国立大学・有名私立大学在学中とは…




でもそうでしょ。頑張るなんて所詮自分の努力目標だし、個々によって「頑張る」の度合いが違う気がする。


そうじゃなくて私は結果を求めてるので、「頑張った」か「頑張ってない」かの途中のプロセスは一切いらないし、


「頑張る」って言って出来なかったらどうすんの?すかさず「頑張りが足りない」やら「お前の頑張りはその程度か」って言われて終わると思うし…


だからそんな言葉は使わずに「はい」と言い、「結果」だけを出せばよいと思う。




「結果」はご存じのとおり2パターンある。「良い」か「悪い」かだ。




「良い結果」を出せた子には、「よく頑張った」と言ってあげる。これは評価としての「頑張った」だから、

言われた人はそこで初めて、「お、俺…(わ、私…)頑張った!!(からほめられた!)」と思ってよいと思う。


それが「頑張る」ということだと思う。




ちなみに、私が好きなのは「悪い結果」を出す人だ。結局はケツを拭くのは自分なので、ダメそうな場合は、フォローしつつ「悪い結果」をわざと出させる。そしてその結果に対して向き合わせ、理解させる。どうしてそうなったのか。


そうするとその子は二度と同じミスをしなくなる。私はこちら側の人間を大事にする。有る程度手がかかるほうがかわいらしく見える。


「悪い結果」「ミス」等に関しては、また今度書くとしよう。そうしよう。




ヒロシシノハラ







若い人と限らず大人にも言えますが。



仕事とは「段取り」です。




これは言い切ります。


今までそのことだけ考えて生きてきたといっても過言ではないです。



ある事柄が突発的に発生した場合、体ではすぐに動きますが、頭をフル回転させて段取りを整えます。


ここでいう私の段取りというのは、


①ストレートに真っ向勝負で突入しても入れない可能性があるので、どこかにコネはないか。

②成功すると踏んで動く前提で、一体成功すると「金額」換算でいくらトクか。

③失敗する可能性は何%有るか。またはその損失額や社会的地位の下落はあるのか。


ざっくり言うとそんな感じです。


「頭でまず考えてから行動」


では誰かに先を越されてしまう可能性があります。


私は「まず行動してみて、からだは動かすが、最初の段階でほぼ結論を出す」という行動方法をとります。文字にあらわすとこんな感じです。

大赤になる予想がたてば手を引く事もあります。(大抵は上方修正して成功に導きますが…)

仕事上、突発的に動かざるを得ない仕事をしてきましたのでこの考えが体にも心にも染みついているのかとおもいます。



逆に時間に余裕のある案件に関してはイメージできなければ動きません。


わかりやすくいうと、出版関係は予定が有ります。

発売日があり、印刷の機関や制作の時間等を逆算して動き出す日が大体決まっています。


今の私は2011年のひな祭り関係の頭になっています。毎年のルーティンなので12月から動き出す仕事ですが、ほぼ頭の中ではラフは完成しています。これが段取りですかね。


それをクライアントに今(11月)伝えるとどう思われるでしょうか。

大抵は「はやいな。」「ちょっとまっててね。」という答えが返ってきます。


私はその答えをもらえるように仕事を進めています。


「おそいな。」「まだ待たせる気か」なんておそらく一度も言われたことがないと思います。


「はやいひと」「おそいひと」同じ5文字ならあなたはどちらでしょう。

ちなみにですが「ふつう」はありません。


レストランで料理を注文してから料理が出されるまでの時間に対して「あっふつうにきたな」と感じたことは有りますか。

大抵は「はやいなぁ」「おそいなぁ」のどちらかでしょう。


どちらがまた利用したいと思いますか?仕事を頼みたいと思いますか?信頼されると思いますか?




書いていて気付きました。


私は「言われる前に考えて行動」する人ですね。


「言われてからやる人」はたぶん人の上にはたてないです。


だって、言われてからやるなら、幼稚園のカワイイ子供でも出来ますからね。



そんなもんですよ。みなさん段取りましょう。




ヒロシシノハラ







5年前位に聞いた話ですが、

「最近の若いやつは指示を出さなきゃ動かない。」

「指示を出しても動けない」

「ちょっと怒るとすぐやめる」

「もうちょっと考えられないかね~」

と悩んでいる方がいらっしゃいました。


私より10歳は年上だったのでなにもその時には言いませんでしたが、心の中で…

「あなたの教育が間違えているのでは?」

「おれだったらこうするのに…」


と思っていました。一概には言えないとはおもいます。確かに「何をさせてもどんくさい奴」というのはいますので。でもそんな前述のような人でも時間をかけて教育すれば花開く事もあります。費用対効果は別の話としてですが。


現在の若者は「考える」ことが苦手なのです。


というか


「なにもかんがえていない」


のかもしれません。


私だったら大げさに書きますが、そんなやつは「殴ります」「罵倒します」。


その分普段から、教えたことは理解させ、コミュニケーションも図ります。


前述の「殴ります」「罵倒します」はあくまでもパフォーマンスです。


やってはいけない事、やらなくてはいけない事を理解させるということを教育と呼ぶのではないでしょうか。


まぁふつーは家庭であったり学校であったりが教えなくてはいけない基本的な事なのですが、どうも最近の国立大学卒業レベルの人でもその辺が欠落している人が多いように感じます。


でもそれは「誰のせい」と考えてしまうより、あなたの仕事です。私の仕事です。さぁ大人が考えましょう。理解させる方法を。




ここでひとつ。


私は、本が嫌いです。教育マニュアルや哲学書のようなものが特に嫌いです。

仕事柄読まざるを得なかったものが多数ありますが、ほぼ今の私の役には立っていません。

共感できる部分は有りますが、それにより新しく知識として頭に入ったものは皆無です。

店舗のオペレーションは除きますが。



結局は人と人ですから。


ハートで勝負ですね。



ヒロシシノハラ

はじめまして。

シノハラヒロシと申します。


この間、28歳になり、ふと今までの自分を振り返ってみました。

そしてこのブログを立ち上げようとなぜか決心いたしました。


昔から「気が強そう」「頑固」とか言われますが、そんなことはなく、そのたびにずいぶんと考えていたものです。


私は学歴は低いです。ですが21のときには全国展開している飲食チェーンの店長になり、その後25歳のときには有名な料理屋さんでマネージャーとなれました。現在は家業を手伝うために実家で働いています。

アルバイトのですが、新人教育もざっと200人はやっていると思います。面接はそれ以上でしょう。

友人も様々な職業におり、色々な見解も取り入れつつ書きたいと思います。



最近の就職難とか言っている人たちや、頑固な昔の頭な役職者の人、何をしたらいいかが分からない若者、そして何より「頑張っている」と思っている人たちに読んで頂ければ幸いです。


新人教育の持論等々ありますが、いかんせん頭の中にしか入っていません。ですので形として残るようにと思ってのブログです。


乱筆・誤筆等々有るとは思いますが、おおめに見てください。


どうぞ宜しくお願いいたします。


ヒロシシノハラ