若い人と限らず大人にも言えますが。
仕事とは「段取り」です。
これは言い切ります。
今までそのことだけ考えて生きてきたといっても過言ではないです。
ある事柄が突発的に発生した場合、体ではすぐに動きますが、頭をフル回転させて段取りを整えます。
ここでいう私の段取りというのは、
①ストレートに真っ向勝負で突入しても入れない可能性があるので、どこかにコネはないか。
②成功すると踏んで動く前提で、一体成功すると「金額」換算でいくらトクか。
③失敗する可能性は何%有るか。またはその損失額や社会的地位の下落はあるのか。
ざっくり言うとそんな感じです。
「頭でまず考えてから行動」
では誰かに先を越されてしまう可能性があります。
私は「まず行動してみて、からだは動かすが、最初の段階でほぼ結論を出す」という行動方法をとります。文字にあらわすとこんな感じです。
大赤になる予想がたてば手を引く事もあります。(大抵は上方修正して成功に導きますが…)
仕事上、突発的に動かざるを得ない仕事をしてきましたのでこの考えが体にも心にも染みついているのかとおもいます。
逆に時間に余裕のある案件に関してはイメージできなければ動きません。
わかりやすくいうと、出版関係は予定が有ります。
発売日があり、印刷の機関や制作の時間等を逆算して動き出す日が大体決まっています。
今の私は2011年のひな祭り関係の頭になっています。毎年のルーティンなので12月から動き出す仕事ですが、ほぼ頭の中ではラフは完成しています。これが段取りですかね。
それをクライアントに今(11月)伝えるとどう思われるでしょうか。
大抵は「はやいな。」「ちょっとまっててね。」という答えが返ってきます。
私はその答えをもらえるように仕事を進めています。
「おそいな。」「まだ待たせる気か」なんておそらく一度も言われたことがないと思います。
「はやいひと」「おそいひと」同じ5文字ならあなたはどちらでしょう。
ちなみにですが「ふつう」はありません。
レストランで料理を注文してから料理が出されるまでの時間に対して「あっふつうにきたな」と感じたことは有りますか。
大抵は「はやいなぁ」「おそいなぁ」のどちらかでしょう。
どちらがまた利用したいと思いますか?仕事を頼みたいと思いますか?信頼されると思いますか?
書いていて気付きました。
私は「言われる前に考えて行動」する人ですね。
「言われてからやる人」はたぶん人の上にはたてないです。
だって、言われてからやるなら、幼稚園のカワイイ子供でも出来ますからね。
そんなもんですよ。みなさん段取りましょう。
ヒロシシノハラ