今回の劇団公演ではちょっとだけ殺陣があります



ほんのちょっとだけ

そのちょっとのシーンをご指導いただいているのが

渥美博さんです

渥美さん…凄い方です


渥美さんのツケは芝居です

自論になりますが

殺陣であれアクションであれ

それは形ではなく、芝居

そういう状況にいるから

そういう心境にいるから

攻める、守る、殴る、斬る…

トコトン、いじはり然り

もちろん体力、運動能力、技量は必要

役者には当然必要です

得意な動き、手、を把握して生かすことも必要

役柄はあります

設定もある


きれいでなくてもいい

そこに気持ちがありたい

例えばイチ農民が庄屋に殴りかかるとしたら

形になり過ぎていたらそれは変

ボクシングスタイルだったら妙

泥臭くも殴りかかる

時代劇で言うと

キレイで痛快な暴れん坊将軍よりも

木枯し紋次郎の殺陣が好き


大切なのは気持ち

そして置かれている状況

自分が殺られるかも知れないのならばどうする?

生きる為に

守る為ならどーする?

渥美さんはそこに重きを置いてつけられます

だから好きなのです

拙いながら自身で付ける時もそこは肝


しかしながらさりながら

ボクには今回そこに全く出番がありません

なので

渥美さんの指導時

しっかり耳の穴をかっぽじって

しっかり見させていただいております


やりたいなぁ…


いつか大森カンパニーの公演に

渥美さん

高岩さん


その道のプロフェッショナルな方に参加いただけたら楽しいだろうなぁ


そんな思いを馳せます