おおばこ 

千穐楽翌日には道具の片付け

からの

事務処理

そしてアンケート全読


QRコード(モジャモジャのやつ)(笑)

から沢山のアンケートを頂きました

ありがとうございました!


皆さんのお気持ち、しかと受け取りました


作品はもちろん作家の思いが反映されます

私の場合

劇作家なんて大それた肩書きは烏滸がましいですが

作家の端くれには違いない

今回は今の社会への思いを込めました


劇中、一番懸念していたのは

血の繋がらない父が娘の「父親として」と言う所

稽古場でも提議しました

勿論民法上有り得ない

そんな事は承知している

雄二は娘と婚姻関係を結びたい訳ではない

悩む、悩む

どうする、どうする…

雄二のそんな時期


父というのは難しい

でも祖父としても

雄二は必ずほのかの側に寄り添うハズで

それは他人から見たらカッコウの噂の的だろうなと


思い悩み一番信頼出来る仲間に相談したら

彼らは何と言うだろうか

その相談の一部を聞き齧った人間がSNSに投稿したらどうなるだろうか

その恐ろしさ


人の口にとは立てられぬ

壁に耳あり障子に目あり


噂は尾鰭はひれが付き一人歩きし

人を平気で傷付け

時に人一人の運命を変える事だってあるんだぜ!

それを描きたかった


その雄二の思いがなかなか言葉で見つけられず

ようやく見つけられたのはラスト3日前だったでしょうか

未熟者


非嫡出子の法的な圧倒的なハンデ

ほのかに亡くなったかすみと同じ思いはさせられない

でも父親にはなれない

でもなってやりたい


その苦渋の心境を表現し切れていなかったとしたら

特に前半戦

私自身の未熟さ故です

薄っぺらいものを超えた父の愛を感じて頂けた方も沢山いたようで安心しました


私自身、二人の娘の親なので


噂は人を傷付けます

それで嫌な思いをする事も沢山あります

だって事実じゃないから

事実じゃない事を確証もなく

さも事実のように広める

それを簡単に信じる方もどーかしてる


悪意なき悪意


事実じゃなかったみたい

ごめんね

では済まされない事もある

特に自傷したり命を絶った場合

噂を振り撒いた張本人はどう償うのだろうか


これに負ける訳にはいかない


人はいろいろな事を言うよね

心無い事を言う人も沢山いると思う

でもそれはほっといて良いんじゃないかな

やめて下さいって言ってもやめないと思うし

でも、そばにいてくれる人もいる

そばにいてくれる人は、きっとあったかいよ


劇中の将治の言葉です



そしてもう一つ

どこまでが台本でどこまでがアドリブか分からない


ありがとうございます

最高の褒め言葉です


アドリブのようでアドリブではなく

台本ではないようで台本


劇場にいらっしゃるお客さんは毎回違います

それぞれの日常を抱えて劇場にいらっしゃいます

気分の重い日、軽い日

男女比、年齢層

それぞれ違います


その日その空気によって動かす事

それは決して遊んでる訳でもふざけてる訳でも

ましてや、飽きてる訳でもない

それが『軽演劇』の醍醐味

演劇じゃないのかよ!

とお叱りを受けるので有れば仕方ない


でも大森カンパニーは

ヴォードヴィリアンの魂を

軽演劇を継承して行きたいのです

今、それが出来る団体

それが出来る役者は少ないだろうから



おおばこ 

それはもちろん劇場の大箱であり

植物のオオバコ

気付けば広場もなくなり

子どもの頃当然のように生えていたオオバコはすっかり姿を見る機会がなくなりました


それが千穐楽翌日


三女の散歩の際、目にしました


頑張って生きてるなー

生きられる場所を見つけて


尚一層精進します!