ほとんどの小劇場は

キャストはノルマ制です

ギャラはありません

例えば…30枚はノルマ

31枚目からは1枚に付きチケットバック1500円

(金額は多寡あり)

みたいなところが非常に多いです


しかもWキャストにして大人数出して

キャスト人数=ノルマを増やすケースも多い


嫌いなのです

大嫌い


例えばチケット料金4,500円として

ノルマ30枚とするならば

キャストは135,000円を納めなければなりません

チケット50枚売ったとして

チケットバックは

20枚×1,500円=30,000円

ひと月稽古やってこの金額

シャレになりません


それでもやりたい、板に立ちたい!

という人は多い

同時に

それを繰り返して

役者を辞めて行く若い人も多い

残念だが悲しい現実


ノルマがある限り

主催はやけどしない

それを承知で出演する方もいるので一概には言えませんが…私は嫌いです

自分がプロデュースしているにも関わらず背負わないのは論外!


ノルマは小劇場の悪しき慣習だと思ってます


うちは過去ノルマは課したことはありません

東京ヴォードヴィルショーもそういう劇団でした


ノーギャラもありません

コロナ禍も勿論

完全ギャラ制です

(小劇場ではまぁ適切な金額だと思います)


自分は座長なので

当然と言えば当然かも知れませんが

チケットを売ってくれる方はありがたい

本当に有り難い

どんな仕事でもやはり営業努力は必要


自分の場合

なかなか今以上に広げて行けてないのが実情ですが


芝居力や人間性は大前提ですが

これもキャスティングの際の大切な要素です


というわけで

プロデューサーとして決算をやっていると

ノルマにすべきなのか?

そんなジレンマに陥ります

する気はありませんけど


自分のやりたい事は貫く

しかし興行成績も大事

ジレンマ

コロナ禍以降

本当に苦しくなりました

持ち出しが続いては継続出来ない

持ち出したことは46本中3〜4本ですが

2本は2020年、つまりコロナ禍以降

少しずつ少しずつ広げて来て

ヨシ!と思った時にコロナでしたね


初心に戻って動員と公演日程を練り直す!

そんな必要があるかも知れない

来年からいろんなコストが上がる

即応して行かないと!


潰れれば

自分のやりたい事は出来なくなる

場を失う


過去46作

恥ずかしい作品を作ってはいないと自負してます


踏ん張れる所までは踏ん張ります

一回一回が勝負です


配信、18日迄です!

是非ご覧下さい!

特典映像も付いてます!



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