観劇ラッシュが続いている


面白いもの

面白くないもの

好きなもの

好きじゃないもの

細かくいろいろ感じる

もちろん自分も芝居を作る端くれなので

思うところは多々ある


ペテカン

諸々そこんところ4

ペテカンのコント集

作演出の本田誠人ちゃんが旅立った

それ以来の舞台


更地には初期の頃「ペテカン枠」があった位親交は深いと思っている


そもそもの付き合いは誠っちゃんだ

故林くんに紹介されるまでボクはペテカンを観てなかった

14〜5年位前かな

池袋で観劇した後、劇場で話しをした

目がくりくりしたキューピーのような男

誠っちゃんには今は途絶えたシリーズ

喜劇工房1・2にご出演頂いた


劇団にとって彼の存在は大きい

作演出なのだから当然

王将に加えて飛車角取られた感じ

まこっちゃんは仲間の芝居をどう観たかなぁ

感傷的な気持ちにはフタをし

他の芝居同様キッチリ観させて頂いた


芝居とは?

コントとは?

仲間とは?

劇団とは?


そんなことを考えさせられた

コントは難しいからね

まず、ホン

そして笑いを分かっている演出家

その演出家の意図を理解し体現出来る役者

そのセンス


ペテカンは旗揚げ26年かな

芝居を続けて行く事は大変だ

21日まで

進化深化して欲しい

エールを送りたい


本日も休診

柄本明、佐藤B作、笹野高史、松金よね子、ベンガル

(敬称略)


キャリア50年近いベテランが明治座に顔を揃えた稀少な舞台

あ、もちろんもっと沢山出てるし若い人もいます

演出はラサールさん


それをこれまた先輩たちね盟友であるベテラン

坂本あきらさんと席を並べて観劇


正直、明治座より

紀伊國屋や本多でじっくり楽しみたいメンバー


楽しそうな絡み

一家言ありそうな絡み

それはそれでおかしく

ベンガルさんはどこまでもベンガルさんで

よね子さんやはり矍鑠とされていて一番口跡鋭く

有薗さんはキッチリ役をやられていて

かんのちゃんは良いポジションでご出演


B作さんと笹野さんの絡み

柄本さんとベンガルさんの絡み

これはもうこれだけでニヤニヤしてしまいます


まぁ思うところはいろいろあるのだけど

このメンバーはなかなか揃わんでしょ

まとめるラサールさんは大変だなー

でも揃えてしまう事が凄いなぁ

声が聞こえないストレスはちょっと辛かったけど


カミュの異邦人

初見のブレイブ・ステップ

こちらは石坂史朗、菊池均也が出演

高田馬場のものすごく狭い空間での朗読劇

いや、朗読劇と銘打ってはいるが

朗読劇ではないかな

大体ホンを持っていない場合が多かったし

衣裳は何番も変わるし

早替りもあるだろうし

もちろん小道具もある


基本的に海外の古典作品は苦手

でもこれはジックリ観れたなー

元より土台はしっかりしてるわけで

石坂も均ちゃんも良い役者だなー

扉座の若手もしっかりやってた

バイオリンは驚いたなー


10人位の客席から

1300人の客席まで


なんて芝居は多岐に渡るのだろうねー

舞台装置も照明の量も音響技術もさまざま


オイラはどこまで芝居を続けるのだろ

まぁ、簡単にはやめないけど

やめられないでしょ


芝居は面白いなぁ

コロナなんかに負けちゃいけない



芝居は託しだ

プロデューサーは全てのケツを持って各セクションに託し

脚本家は演出家に託し

演出家は全てを鑑み

スタッフそして役者に託し

それぞれが全うし

最後にお客さんに託す


作って行く過程での越権行為は好まない

一番大切なものは何か?

これは絶対忘れちゃいけない

自己満足はNG


時間とお金を使って劇場まで足を運んで頂く

これは本当に有難いことです