先延ばしには出来ないので

明日初日だった公演の経費計算

…頭が痛い

カンパニーを始めて11年

ここまでの潮流をみて
勝負に出た2020年

劇場は1年以上前から押さえなければいけない
劇場さんにも意を汲んで頂き設定出来たのだ

そんな時期に未来予想図を描けるハズもなく…

ステップアップしていくハズが
未知なるウィルスに足元を掬われるという展開

もちろんこんなのはおいらだけではなく
世の中にはもっと大変な方もいるわけで

同業者でも
何百から1千万の赤字を抱えている団体はあるわけで

始めた覚悟

今回ばかりはどうにもならない
相手が悪い

そう思って諦めるしかない
今回は

だが

次が出来るのか
次も開催出来なかったら…

そんな不安は常に頭をよぎる

周りはどんどん中止にしている
暗い雲は広がっていく

もちろん闇雲に突っ走る気はない

次回の予算を立てる
厳しい数字がそこにある

来月12日前売開始

その時点で果たしてどれだけの予約を頂けるだろう

共同プロデュースが掌返され
いきなり単独プロデュースになった
2010年11月公演『あまから』
あの時は毎日楽屋で来場者数を数え
赤字に怯えてた
加速度的な伸びで収支とんとんになり
胸を撫で下ろした

あの時とは事情が違う
未知なる敵
潮目

見誤るな!

賛同してくれる沢山の仲間がいて
応援してくれる沢山のお客さんがいる

信じて走って来たのだから
信じて走るしかないのだ

枯れてるように見えても
春には花を咲かせる
必ず