今夜22時〜NTV

イノセンス 冤罪弁護士


冒頭一瞬出演します


2006年

事務所のリストラがあり

僕は退所を宣告されました


理不尽な理由でした

まぁ宣告側には理があったのかな


座長兼社長の佐藤B作さんからは

「劇団には残って良い」


当然劇団も辞めようと思いました


その僕を引き留めたのは


更にその2年前


三谷幸喜さんが約束してくれた

次回の本公演(2006年秋の劇団公演『エキストラ』)

には大森さんの役を書きますから


この一言


この一言を信じて残りました

三谷さんのアテ書き…絶対やりたかった!


そして

三谷さんはその約束を守ってくれました


劇団に所属して30年

今でも劇団公演では一番良い役です!

大将も観てくれた唯一の舞台です


劇団に残ると決めてから座長に話したのは


「僕、舞台でやって行きます」


負け惜しみと思われても何でも良い


舞台だけでやって行こうと決めました


でも食べて行かなければならない


余程テレビに出てる人以外

役者なんて食えないもんです

事務所に所属してたってしょっちゅう仕事があるわけじゃない


だったら辞めても同じじゃん

そう思いましたね


むしろ事務所を辞めた事で

クビにされた事で腹を括りました


その直後にやらせて頂いたのが

アップフロントが立ち上げた

劇団シニアグラフィティ


1年半で7本


この公演で

作・演出・制作・プロデュースを学ばせて頂きました


以来多い年で年間9本


年平均6〜7本の舞台をやらせて頂く事に


劇団にいても自分のやりたい芝居が出来る訳ではないので


2009年に自分のカンパニーを立ち上げました


20年近くいた事務所に居場所がなくなり

何よりも

信じて付いて来た人に切り捨てられ

それが辛くて涙を流していた42歳


あれは間違いなく

人生の分岐点でした


…何の話?


テレビ!


若い頃は沢山の映像作品に出演させて頂きました


日本テレビのOプロデューサーには沢山の役を振って頂きました


今でも

Oさんのお声掛けは必ずやらせて頂きます


今回の『イノセンス』もそんな作品です


出演時間はホントにちょこっとですよ〜


尺が長ければカットされてるかも知れない


そんな訳で


テレビは1年に1度やるかやらないか


珍しいのです

(^.^)