育てるとは「はぐくむ」事
美乃とS
本役もやりました
まだまだ大森の稽古は足りてませんが…
この歳になると一人でも多くの芝居が好きな
そして笑いが好きな子に育ってもらいたいなぁと思っているわけです
うちは全然オープンなわけで
やる気がある子はいらっしゃい！
と門戸を開いてはいる訳ですが
芝居一本丸ごと付き合う
稽古場の掃除に始まり
さまざまな雑務
セリフを覚え
変わって行く芝居の過程を体感し
代役を務める
高いお金を出して学校に行くより遥かに良い
と僕は思ってる
ある意味劇団的な
ただ僕らの世代は教えては来られなかった
見て聞いて覚える
台本は常に丸々一冊覚えて誰の代役げ来ても良いように控える
若い頃はアンサンブル的な役が多いので
ベテランの先輩と芝居が出来る実に貴重な時間でした
そして時にバイトを休んで先輩方の飲み会に潜り込む
お前呼んでないよ
と言われながらも芝居論やボケツッコミを見るのは楽しかった
今回は演出助手のポジションで若い子が二人
AとS
Aはそこそこ芝居をして来た30歳
自分の何かを変えたくて芝居をやりたくて飛び込んで来た
Sは更地13の時に稽古に半分くらい付いた
正直素人
やる気はある
やる気はあるが…まだまだ甘い
二人とも女子
男子にも笑いを覚えて欲しいのですがなかなか…
過去には何人か来ましたが…
僕が父親だとすると
女優陣に母や姉、親戚のお姉さんがいっぱいいます
皆さん若い子の動きを見ていろいろアドバイスをしてくれてます
僕の方で何かを頼んでいるわけではなく
自然発生的に
劇団みたいに
僕の負担があまり軽くなっていないと思い力を貸してくれているのか
自分の若い頃を重ねての親心なのか
美乃が
星光が
アクションのスタンドインで来てくれている星光チームのANGELLAが
麻紀ちゃんが…
真弓さんが俯瞰で広く見つめてる
なんて幸せな環境！
そしてなんて暖かいのだろうと思う
若い子にはこの貴重な時間をどんどん吸収して行って欲しい
今日は僕が代役もやって若い子やキャストにニュアンスを伝えました
本役もやりました
まだまだ大森の稽古は足りてませんが…
追い込みます！