【以下、動画の書き起こしです】
※ネタバレもありますのでご注意ください
はじめに
めちゃくちゃ良かった!
作品としての完成度は世界最高水準
ホラーというより、骨太の人間ドラマ。
賛否両論、色々な意見があると思うが、
僕は真っ先にある人物の顔を思い浮かべてしまった。
それはね!!!
戦後の日本が産んだ最悪のモンスター!
「リューホー」ですよ。
ズバリ、ジョーカーとリューホーの共通点は3つ!
①カルト集団の指導者である
②暴力的な破壊行為を肯定する
③妄想と現実の区別がついていない
↑以上を順に説明すると、、
共通点①カルト集団の指導者である
2人とも目立ちたがり屋、出たがり
ジョーカーはコメディアン、隆法もコメディアンですね。イタコ芸人。
自己顕示欲が非常に強い性格。
実社会で誰にも相手にされていない、コンプレックスの裏返しなのかもしれない。
共通点②暴力的な破壊行為を肯定する
二人とも同じなのが、
思想の立脚点が「世の中はおかしい。自分は常に正しいのに、世の中がそれを正当に評価していない」
自分の人生が上手くいかないことを「世の中のせい、環境のせい」にして正当化する。
「理不尽な環境を」破壊するためなら暴力行為も肯定すること。
JOKERは殺人や暴動、幸福の〇〇の信者も殺人事件を起こしているし、講談社フライデー事件のような暴力行為も「希望の革命」と称して正当化。信者家庭からお金を巻き上げ、家庭を壊すだけ壊してその後のケアはしない。
共通点③妄想と現実の区別がついていない
JOKERも
・人気コメディアン、マレーのTVショーに出演
・隣人女性との交際
等の妄想を、現実と混同してしまっている。
隆法も、
『霊言』という『妄想』を『真実』だと混同してしまっている。
それ、病気だから。
Sidow先生に診てもらって下さい。
相違点は?
・ジョーカーは「限界状況」にあったが、隆法はそうではない。
隆法は「恵まれない家庭だった」と言っているが、そうではないと思う。
おじいちゃんは若い頃自由人だったらしいが、最後には県庁に就職している。
離婚もしていないし、子供2人をちゃんと育てるくらいの収入はあった。
隆法が浪人した時の予備校代、留年した時の1年分の学費、ちゃんと払ってくれたんだよな。
それは本当に恵まれない家庭だったのか?
そんなに劣悪な環境だったと
・ジョーカーはスタイリッシュでファッションセンスもあるが、隆法は不恰好でファッションセンスも皆無。
「ファッションセンスの磨き方」とかいう本も出版。
ほんと勘弁してくれ…
恥の垂れ流し。
うんこ漏らしながら街中歩き回ってるレベルで恥ずかしい
「無い物は無いし、変わらないものは変わらない」
確かに、この世には理不尽なことは多くある。
「なんで自分だけがこんな不幸な目に…」と思ってしまうことも多々あると思う。
けどね。それ考えても意味無いから。
世の中の仕組みなんて、そう簡単には変わらない。
政治家になって法律自体を変えるとか、そういうアプローチをすれば可能かもしれないが、それにはとてつもない時間と労力がかかる。
それより手っ取り早いのは「自分を変える」ことです。
頭が良くなりたかったら勉強すればいいし、体を鍛えればいいし、異性からモテたかったらメイクやファッションを研究すればいい。
どうしようもないことはどうしようもないから!
変わらないものは変わらない!あきらめも肝心!
なので、実現可能性の高いことから、一歩ずつ、コツコツと毎日努力を積み重ねていくことが「世界を変える」最も現実的な方法だと思う。
あっ宗教っぽい話しちゃった!
やっちまったなぁ~。
いずれにせよ「JOKER」はめちゃくちゃおもしろいので是非見てみて下さい!
映画「JOKER」を楽しむための過去作品
JOKERを観るなら以下の過去作を予習しておくと、
さらに楽しめるかと思います。
・ダークナイト
・バットマン ビギンズ
【共に2020年3月31日 23:59まで配信】
ちなみにこの2作品はU-NEXTで視聴可能です。
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