1日3食より2食の方が太る、食べる量を少なくして太るというパラドックス

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こんにちは。

朝は抜いて2食にしている。
ダイエットの為に出来るだけ食事を少ない量にしている。

こころあたりがあったりしませんか？

これらって太りやすくする行動
だったりするんですよ。

今日はそんなお話しです。

「減らしているんだから体重は減って行くのは当たり前でしょう・・」

栄養の基本公式を知っている人ならばこう思うでしょう。

確かにエネルギー摂取が減るならば
一般的には減って行く事になります。

（正確には同エネルギーでも肥満になりやすい研究結果があります）

問題なのは朝の分を
昼と夜ご飯とか間食と夜ご飯とかで摂取してしまう場合なんですね。

結論から言ってしまうと

2食で必要カロリーを摂取するのと3食で必要エネルギーを摂取する場合とでは
インスリンの分泌量が異なるからなんですね。

同じカロリー摂取ならば2食よりも
3食の方がインスリン分泌が少ないという事です。

膵臓から分泌するインスリンの役割の中には
脂肪の合成促進や脂肪分解の抑制があります。

ですので、

沢山分泌されるという事は
それだけ太りやすくなるという事です。

更に、体が吸収して欲しい栄養素も
1度に吸収できる量は決まっているんですね。

たんぱく質やビタミン類も
1度に吸収できる量は無限ではないんです。

（こうした理由でサプリでもタイムリリース型などがあるわけです）

なので、同じ量でも分けて摂取した方が
メリットを享受できるわけなんです。

また、食べる量を少なくするという事は
カロリーを少なくする事ですが、

同時に基礎代謝が落ちてしまう事にもなるんですね。
さらには少ないカロリーを続けていると
体がそれに適応してしまう現象が起こるわけです。

筋肉が減って基礎代謝は落ちて少ないエネルギーに適応した体になる。

結果太りやすくなる体質になるという事ですね。

ある程度は決まった時間に決まったような
食事を摂取できる習慣ができてくる事は
脂肪が右肩上がりに上がらない為にも大切です。

人間なので、たまにゆっくり起きて朝食を抜いたり
暴飲暴食があってもそんなに気にする必要は
ないのでご安心を。

結局は塵積もです。

ちなみに

統計的にはBMI25以上の肥満が多くなっているんです。
（どちらかというと男性の方が多くなっている）

ところがエネルギー摂取量は昭和50年をピークに減っているんですよ。
つまり食べる量が減っているのに肥満者が増えているという事実があるんですね。

なので、運動をする事も大切なのですね。

今日はこの辺で。

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