今日の音楽「洋楽編」(その1720) | 洋のblog

洋のblog

Music Journey




今夜の洋楽は現時点で世界最高峰のロックバンドの作品をメンテナンス。

U2で「Sunday Bloody Sunday」。



過去記事はこちら。(リンク貼ってます)

→「今日の音楽「洋楽編」(その401)



オリジナル音源、ライブ映像、そして MV と

個人的には一番理想的な動画配置が出来て大満足です。(^^)v


リリースは1983年。

3rdアルバム「WAR(闘)」からの3枚目のシングルでした。

(シングルカットは欧州と日本限定)


3rdアルバム「WAR(闘)」は全英では初登場で1位を獲得しましたが

全米では最高位12位でした。


U2 はアイルランドのロックバンド。

本シングルは「血の日曜日事件」を題材にした作品です。


『1972年1月30日、北アイルランドのロンドンデリーで、

 デモ行進中の市民27名がイギリス陸軍落下傘連隊に銃撃された事件。

 14名死亡、13名負傷。

 事件のあった地区の名を取って「ボグサイドの虐殺」とも呼ばれる。

 軍が非武装の市民を殺傷したこの事件は、

 現代アイルランド史における重要な事件である』


この作品に関してニューヨーク・タイムズに寄せた記事で、

ボーカルのボノは次のように述べています。


「(この曲は)小さなことについて歌って

 大きな理想について触れようとしたけどうまくいかなかった曲だ」


「自分のような髪の毛をして怒りを持ったロック・ファンがいれば

 サラエヴォだろうとテヘランだろうと、

 どこへ行ってもきっとこの歌は歌われるはずだ」


「実際、どんな地域でも解決はすぐに見出すことはできるはずだ。

 このアイルランドの歴史の一コマからなにか学べる教訓があるとしたら……

 たとえば、バグダッドやカンダハルにとってなにかあるとしたら、

 それはこういうことになる。

 ものごととは悪い方向へとはたちまちにして変わっていくし、

 いい状況へと変わっていくにはとても時間がかかってしまうけれども、

 でも、しっかりいい方向へと変わっていくことはできるということだ」


本作は「New Year's Day」と並び、

初期の U2 の代表曲として認識されています。