4回に渡り掲載してまいりました「鳥山明さん追悼特集」も今回で一旦の終了。
今夜は「ロマンティックあげるよ」をメンテナンスしました。
歌は橋本 潮さん。
過去記事はこちら。(リンク貼ってます)
→「アニメ主題歌(その20)」(2009年7月6日掲載)
リリースは1986年。
フジテレビ系アニメ「ドラゴンボール」のED曲でした。
先日掲載した主題歌「魔訶不思議アドベンチャー!」の
カップリング曲としてリリースされました。
作詞は吉田 健美さんで作曲は いけたけしさん。
編曲(アレンジ)は田中 公平さんが手掛けられています。
最高視聴率は29.5%。
「ドラゴンボールZ」は関東地区で平均視聴率が20.5%。
最高視聴率は27.5%だったそうです。
当時は巨人戦のナイターも視聴率的にはまだ「ドル箱」でしたから
水曜日夜19時放送のテレビアニメとしてこの視聴率は「異常」でしたよねぇ。
「ジャパニーズ・アニメーション」。
初めて世界に識らしめたのが手塚 治虫さん。
そして現代において「ジャパニーズ・アニメーション」を
「ジャパニーズ・ゲーム」と共に日本のトップ・コンテンツとして
世界に識らしめてくれたのは鳥山 明さん。
漫画を描いたことすらなかった彼が、
作品を出版社に持ち込み、即採用された理由がその「独自性」。
普通、効果音を活字化する場合「ドッカーン」などカタカナ書きしますが
鳥山さんは「DokkaaaaN!」とアルファベットで描いたんですよね。
出版社側の担当者さんも「これは違う」とその才能に驚いたとか。
前職のデザイナーとしての「感性」が生んだ唯一無二の才能ですよね。
鳥山 明さんの訃報には海外のメディアも大きく取り上げていました。
「神龍(シェンロン)に頼めないのかっ!?」の活字には涙が出ました。
本当に日本にとって大損失です……。
また「彼こそが国葬でおくるべき人物」と言う活字も読みましたが
素直に心から納得しました。
海外の方たちは「日本の総理大臣」は誰だか知らなくても
「ドラゴンボールの作者は誰か」と言うのは知っているわけですからね。
鳥山 明さんの御冥福を本当に、本当に心からお祈りいたします。