今日の音楽「アニメ、CMソング、ドラマ・映画主題歌」(その1651) | 洋のblog

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Music Journey


4回に渡り掲載してまいりました「鳥山明さん追悼特集」も今回で一旦の終了。

今夜は「ロマンティックあげるよ」をメンテナンスしました。

歌は橋本 潮さん。



過去記事はこちら。(リンク貼ってます)

→「アニメ主題歌(その20)」(2009年7月6日掲載)



リリースは1986年。

フジテレビ系アニメ「ドラゴンボール」のED曲でした。

先日掲載した主題歌「魔訶不思議アドベンチャー!」の

カップリング曲としてリリースされました。


作詞は吉田 健美さんで作曲は いけたけしさん。

編曲(アレンジ)は田中 公平さんが手掛けられています。



「ドラゴンボール」は関東地区で平均視聴率が21.2%。

最高視聴率は29.5%。 

「ドラゴンボールZ」は関東地区で平均視聴率が20.5%。

最高視聴率は27.5%だったそうです。


当時は巨人戦のナイターも視聴率的にはまだ「ドル箱」でしたから

水曜日夜19時放送のテレビアニメとしてこの視聴率は「異常」でしたよねぇ。


「ジャパニーズ・アニメーション」。

初めて世界に識らしめたのが手塚 治虫さん。

そして現代において「ジャパニーズ・アニメーション」を

「ジャパニーズ・ゲーム」と共に日本のトップ・コンテンツとして

世界に識らしめてくれたのは鳥山 明さん。


漫画を描いたことすらなかった彼が、

作品を出版社に持ち込み、即採用された理由がその「独自性」。

普通、効果音を活字化する場合「ドッカーン」などカタカナ書きしますが

鳥山さんは「DokkaaaaN!」とアルファベットで描いたんですよね。

出版社側の担当者さんも「これは違う」とその才能に驚いたとか。

前職のデザイナーとしての「感性」が生んだ唯一無二の才能ですよね。



鳥山 明さんの訃報には海外のメディアも大きく取り上げていました。

「神龍(シェンロン)に頼めないのかっ!?」の活字には涙が出ました。

本当に日本にとって大損失です……。


また「彼こそが国葬でおくるべき人物」と言う活字も読みましたが

素直に心から納得しました。

海外の方たちは「日本の総理大臣」は誰だか知らなくても

「ドラゴンボールの作者は誰か」と言うのは知っているわけですからね。




鳥山 明さんの御冥福を本当に、本当に心からお祈りいたします。