今日の音楽「洋楽編」(その1661) | 洋のblog

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Music Journey


今夜はお久しぶりなアーティストです。
Stevie Wonder で「Sir Duke」をメンテナンス。


過去記事はこちら。(リンク貼ってます)


リリースは1977年3月で全米で1位、全英で2位などを記録しています。
邦題は「愛するデューク」。

前年9月リリースのアルバム「Songs in the Key of Life」からの2ndシングル。
(アルバムも全米1位、全英2位)
ちなみにアルバム「Songs in the Key of Life」は
第19回(1977年)のグラミー賞において最優秀アルバム賞を受賞しています。

「デューク」とは伝説的ジャスマンであるデューク・エリントンのこと。
本作はスティービーが1974年に亡くなったエリントンへ贈った
トリビュートソングとなります。
また歌詞の中にはカウント・ベイシー、グレン・ミラー、
ルイ・アームストロング、エラ・フィッツジェラルドなどと言った
錚々たるジャズマン達の名前も登場します。

デューク・エリントンは日本にとっても深い縁があり
1964年に発生した新潟地震の際、彼らは日本公演を行っていました。
地震の被害を知ったエリントンは次に予定されていたハワイ公演をキャンセル。
東京厚生年金会館にて震災に対する募金を募ったコンサートを開催しました。
コンサートの純益金96万円は新潟市に贈られ、
再来日した1966年には新潟市より国際親善名誉市民の称号が贈られたそうです。