昨日お話した通り、今回から向こう3回のこの枠はオフコースの作品で。
今夜は「秋の気配」をメンテナンス。
過去記事はこちら。(リンク貼ってます)
1977年リリースのアルバム「JUNKTION」からの先行シングルでした。
以下はWikipediaにある本作に関する小田さんのコメントです。
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後に小田は、詞について“女にふられたみたいな経験がなかったから書けた”という。
「もし、女に捨てられたような経験があったとしたら、あんなに傲慢にはならんでしょう。
“嘘でもいいから ほほえむふりをして”みたいな、そんな都合のいい話はないわけでさ。
“いちばん好きな曲は?”って、ファンクラブでアンケートをとると必ず1位になったんだよ。
“こんなに冷たい男なのに、どこがいいんだ?”って、いっつも思ったもんね。
“この男の正体を、君たちはわかってないな”って」
「“ぼくがあなたから離れてゆく”って歌うと、
まるでとてもやさしい人で、やむを得ず離れていくような…。
“別々の生き方を見つけよう”とかって、よく映画の別れの場面であるじゃない?
“いつの間にかすれ違った”、とか。
でも、本当に好きだったら、別れないもんね。
別れるのは“好き度”が低下したからなんだし、
もっといい相手が出てきて“こっちのほうがいいなあ”と思ったからかもしれないんで。
そういう傲慢な気持ちを横浜の風景の中に隠したのが、あの曲だったんだ。
でも、書いたときは必死だったんだよ、言葉さがして。
本当はそんなつもりなかったんだけど、あとで考えたらひどい男だな、と」
「とはいっても、
“ぼくのせいいっぱいのやさしさを あなたは受けとめる筈もない”っていうとこは、
悪いのは自分だっていうのを認めてもいるわけで。
あそこは大事なところで、きっかけにはなったかもしれないな、この歌を書く」
とインタビューで答えている。
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