今夜のこの枠は前回に引き続き さだまさしさん。
メンテナンスするのは「案山子」。
過去記事はこちら。(リンク貼ってます)
1977年のリリースでオリコンの最高位は15位。
前回掲載した「吸殻の風景」の次のシングルでした。
以下はWikipediaにある記事です。
動画では「気に入っている作品」とフリートークされていますが
ご自身の心情が完璧に表現できた、と言うことなのでしょうね。
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都会で一人暮らしをする弟(あるいは妹)を
雪の中にぽつんと立つ案山子になぞらえ、
故郷にいる兄が気遣うメッセージを送る歌である。
さだによれば、この曲のきっかけは大分から福岡へ
さだによれば、この曲のきっかけは大分から福岡へ
弟の佐田繁理と共に移動する際に、列車から見た景色だという。
その日は雪が降っており、
その日は雪が降っており、
車窓から雪の中に案山子がぽつん立っているのを見たさだは、
「かわいそうにな、雪の中に立ってて」と話しかけた。
繁理は鈍い反応しかしなかったが、さだはその風景と、
自身が経験した都会での一人暮らし、
そして弟の台湾留学中の思い出などが重なり、この曲を思いついたという。
さだ曰く
「曲の原風景は津和野(島根県)、
インナースリーブの表紙の写真の撮影は琵琶湖のほとり」
とのこと。
なお、「お金はあるか」「『金頼む』の一言でもいい」という歌詞があるが、
これは親からの仕送りだけが頼りだったさだ自身の経験が基になっており、
冒頭のメロディは、アマチュア時代に既に書かれていたものを使用しているという。
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