今日の音楽 「洋楽編」(その615) | 洋のblog

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Music Journey



今回は Paul Mccartney & Wings で 「Band on the run」。

リリースは1974年。
同名のアルバムからのシングルヒット。
本国イギリスで3位、全米などで1位を獲得しています。

アルバムは全英、全米ともに1位でした。


この曲は1曲が三部作構成で、
バラード → ロック → ポップス というアレンジになっています。

歌詞も曲調に合わせて書き分けられています。

当時は大変な不仲とされていたジョン・レノンも、
このアルバムに関しては 「秀作である」 と公言していました。


以下はアルバムに関するウィキペディアの記事とネットで見つけた日本語訳です。


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バンド・オン・ザ・ラン (Band on the Run) は、
1973年にリリースされたポール・マッカートニー&ウイングスのアルバム。

ビートルズ解散後のポールのアルバムとしては5作目、
ウイングス(ポール・マッカートニー&ウイングス名義を含む)名義では3作目にあたる。
全英、全米とも1位に輝き、大ヒットを記録した。


ビートルズ解散後、
本作のリリース時点でポールはソロ、ウイングスとして商業的な成功を収めてはいたものの、
その作品に対する音楽評論家の評価は決して高くなかった。

しかし本作は非常に高い評価を受ける事となり、
ポール・マッカートニーのソロ/ウイングスの最高傑作に挙げられることも多い。
発表当時、反目していたとされるジョン・レノンからも絶賛された作品である。


ナイジェリア・ラゴスでのレコーディング前にメンバー2人が脱退したため、
ポールとリンダ・マッカートニー、デニー・レインの3名で制作された。

特にポールは1人で様々な楽器を演奏し、ドラムも叩いている。

「バンド・オン・ザ・ラン」をラジオで耳にしたザ・フーのキース・ムーンが、
『このドラムを叩いている(すごい)奴は誰なんだ!』と口にしたというエピソードがある。


イギリスのアルバム・チャートでは、
リリースから半年以上経過した1974年の7月末から7週連続第1位を獲得し、
トップ10内に計46週間もランクされるロング・ヒットとなった。

アメリカの「ビルボード」誌アルバム・チャートでは、断続的に4週間第1位を獲得し、
トップ10内に32週間ランクされ、1974年度年間ランキング第3位、
「キャッシュボックス」誌でも、断続的に4週間第1位を獲得し、
1974年度年間ランキング第2位を記録した。

アメリカだけで300万枚以上のセールスも記録している。
ビートルズ解散後、ポール・マッカートニーが最も成功したアルバムである。

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「Band on the run」 Paul Mccartney & Wings

Stuck inside these four walls,
sent inside forever,
Never seeing no one nice again
Like you,Mama you, mama you.

四方を壁に囲まれた…
牢屋に送り込まれて
気の遠くなる月日が経つよ・・・・
誰にも会うことができない…
もう再び会えないのか・・・・
君にも・・・・
ああ愛しい君・・・・

If I ever get out of here,
Thought of giving it all away
To a registered charity.
All I need is a pint a day
If I ever get out of here.

もしここを出られたら
俺の持っているものぜんぶ
慈善団体に寄付してもいい
1杯の酒があればいいのさ
もしここを抜け出せるならね…

Well, the rain exploded
with a mighty crash
as we fell into the sun,
And the first one said
to the second one there
I hope you're having fun.
Band on the run,
band on the run.
And the jailer man
and sailor sam
were searching every one
For the band on the run,
band on the run,
band on the run,
band on the run

俺達が牢屋から
お天道様の元に逃げ出したら
ものすごい雨が降り出してきた
先頭の仲間が次のヤツにこう言う
なあ、最高の気分だな?って

俺達バンドは逃げる
俺達バンドは逃げまわる
看守や船乗りサムは
脱獄した俺達バンドを
探しまくってるんだ

俺達バンドは逃げる
俺達バンドは逃げまくる
俺達バンドは指名手配中

Well, the undertaker
drew a heavy sigh
seeing no one else had come,
And a bell was ringing
in the village square
for the rabbits on the run.
Band on the run, band on the run.
And the jailer man and sailor sam,
were searching every one
For the band on the run,
band on the run,
band on the run,
band on the run

葬儀屋は大きなタメイキ
“誰もこねえし姿も見えねえ”
村の広場では鐘が鳴る
俺達“ウサギちゃん”が逃げてくからな

俺達バンドは逃げる
俺達バンドは逃げまわる
看守や船乗りサムは
脱獄した俺達バンドを
探しまくってるんだ

俺達バンドは逃げる
俺達バンドは逃げまくる
俺達バンドは逃走中

Well, the night was falling
as the desert world
began to settle down.
In the town
they're searching for us everywhere,
but we never will be found.
Band on the run, band on the run

脱走劇が落ち着いて来た頃
夜も更けてきた
街じゃあちこちで
俺達バンドを探してる
でも俺達は見つかりやしないぜ
俺達バンドは逃げる
俺達バンドは逃げおおす

And the county judge,
who held a grudge
Will search for evermore
For the band on the run,
band on the run,
band on the run,
band on the run

俺達を捕まえられずに
州の裁判官も無念に思うだろう
そしてきっと言うよ
俺達バンドを
“いつかきっと探し出せ”ってね

俺達バンドは逃げる
俺達バンドは逃げまくる
俺達バンドは逃走中
絶対に捕まらないぜ!

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