今回の洋楽は The Sex Pistols で 「E.M.I.」。
リリースは1977年。
彼らの経歴を書こうとすると紆余曲折があるので
ここでもウィキペディアの記事をコピペさせていただきます。(^_^;)
しかし凄いバンドがあったものです。。。
曲は自分たちの契約を一方的に打ち切ったレコード会社への
親愛の念を。。。の皮肉った楽曲です。
--------------------------------------------------------------------------------
<来歴>
1970年代半ばのロック・シーンは、ハードロックとプログレッシヴ・ロックが二大主流で、
超絶技巧のギターテクニックや、初期の高価なシンセサイザーやスタジオ録音技術を駆使する
「スーパー・バンド」と聴衆の間には溝が生まれつつあった。
当時、ロンドンのキングス・ロードで『SEX』というブティックを経営していたマルコム・マクラーレンは、
店に出入りしていた不良少年のスティーヴ・ジョーンズとポール・クックが結成したアマチュアバンドに目をつけた。
それに積極的に介入し、当時『SEX』の店員だったグレン・マトロックと、
オーディションで選んだジョニー・ロットンを加入させ、1976年11月にバンドの形を整えさせた。
彼らは貸しスタジオで練習を重ね、セックス・ピストルズという名前でライブデビューした。
シンプルなロックンロール、反体制的な歌詞、
斬新なファッション、メディアを意識したスキャンダルの濫発によりすぐに注目された。
しかし保守層からは敵視され、演奏会場では中止運動が頻繁に起こった。
その後大手レーベルのEMIと契約し、
シングル「アナーキー・イン・ザ・U.K./アイ・ワナ・ビー・ミー」をリリースするが、
テレビで放送禁止用語を連発したことが問題となり契約を破棄された。
結果としてバンドは巨額の違約金を手に入れた。
1977年にベーシストのグレン・マトロックが、ジョニー・ロットンとの不和などの理由で脱退。
後継ベーシストとして、古くからロットンと親しかったシド・ヴィシャスが採用された。
このシドの加入で、ピストルズはよりスター性のあるバンドとなった。
しかし、作曲面における功績が大きかったグレンの脱退はバンドの将来に暗い影を落とすことになった。
EMIとの契約破棄後はA&Mレコードと契約したが、
シングル「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン/分かってたまるか」の発売直前に破棄された。
またしてもバンドは巨額の違約金を手に入れた。
最終的にヴァージン・レコードと契約し、
エリザベス女王在位25周年祝典の日にテムズ川のボートでゲリラライヴを行い、
英国国歌と同名の曲「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」を演奏し逮捕された。
このプロモーションの成果は上々で、
全英シングルチャートで最高2位(NMEチャートでは最高1位)を記録した。
ただしジョニー・ロットンとポール・クックが右翼に襲われて重傷を負う事件が発生し、
バンド活動はしばらく停滞した。
1977年10月唯一のオリジナル・ファースト・アルバム『勝手にしやがれ!!』を発売。
このアルバムは、ロキシー・ミュージックやピンク・フロイド、
ポール・マッカートニーなどを手掛けたクリス・トーマスによってプロデュースされた。
マルコムはアルバムの販売権をヴァージンに独占させず、
フランスの会社に1曲多い盤の製作を許可するなどの揺さぶりをかけた。
米国では大手のワーナー・ブラザーズ、
日本では当時ヴァージンと提携していた日本コロムビアから発売された。
後の2012年にはバンドがユニバーサルミュージックと世界契約したため、
各国のユニバーサルミュージックからの発売となった。
1978年ワーナーの企画により、初のアメリカツアーを決行。
保守的なアメリカ南部からツアーを始めたが、そのツアー中にバンドは破滅へと向かう。
1978年1月14日アメリカツアーの最中(サンフランシスコ、ウインターランド公演後)に、
ジョニー・ロットンがバンドを脱退。実質上 バンドの終焉となる。
<解散後>
ジョニー・ロットン脱退後、急遽アメリカツアーを中止。
スティーヴ・ジョーンズとポール・クックは、
イギリスの大列車強盗犯人ロナルド・ビッグスや元ナチスのマルチン・ボルマンと
コラボレーションを行い、おふざけ半分でピストルズを延命させた。
マルコムは、嫌がるシド・ヴィシャスに
フランク・シナトラの「マイ・ウェイ」の替え歌をレコーディングさせ、レコード発売も行っている。
その後シドはアメリカツアーを行い、
宿泊していたホテルで恋人であったナンシー・スパンゲンを刺殺した容疑をかけられたまま、
麻薬の大量摂取が原因で他界。結果的に「マイ・ウェイ」はシドの代表曲となった。
********************************************************************************
「E.M.I.」 The Sex Pistols
There's unlimited supply
曲は売れていく
And there is no reason why
I tell you it was all a frame
お前に事細かに教える理由はない
They only did it 'cos of fame
やつらは世間体を気にしてんだ
Who?
なんの話かって?
E.M.I. E.M.I. E.M.I.
イー・エム・アイ!
Too many people had the suss
みんな疑ってたんだ
Too many people support us
みんな俺達を応援する
An unlimited amount
いくらでも売れる
Too many outlets in and out
みんなの不満が飛び交うんだ
Who?
誰に?
E.M.I E.M.I E.M.I
イー・エム・アイ!
And sir and friends are crucified
先生や友達は磔にされる
A day they wished that we had died
ある日彼らは俺達が死んだらなと願った
We are an addition
俺達は添加物
We are ruled by none
俺達は縛られない
Never ever never
絶対にだ
And you thought that we were faking
That we were all just money making
俺達は金の為にヤラセをしてると思ったか?
You do not believe we're for real
Or you would lose your cheap appeal?
負け裁判でも起こすか俺達を忘れるか
Don't judge a book just by the cover
見た目で判断するな
Unless you cover just another
自分が偽りの外面をしてるんなら別だが
And blind acceptance is a sign
何でもかんでも受け入れてるのは
Of stupid fools who stand in line
バカなやつらと同じ証拠
Like
いい
E.M.I E.M.I E.M.I
イー・エム・アイ!
Unlimited edition
無限に流れる
With an unlimited supply
とどまる所を知らない
That was the only reason
ただひとつの為に
We all had to say goodbye
さよならの為に
Unlimited supply (E.M.I)
曲は売れていく
There is no reason why (E.M.I)
I tell you it was all a frame (E.M.I)
お前に事細かに教える理由はない
They only did it 'cos of fame (E.M.I)
やつらは世間体を気にしてんだ
I do not need the pressure (E.M.I)
面倒事はごめんだ
I can't stand those useless fools (E.M.I)
無能どもには我慢ならねえ
Unlimited supply (E.M.I)
曲は売れていく
Hello E.M.I
こんにちは EMI
Goodbye A & M
さようなら A & M
********************************************************************************