今回の主題歌も巨大ロボットアニメを続けてみました。
「ゲッターロボ」と「ゲッターロボG」。
放送は1974年から75年。
主題歌が同じということでピンときた方も多いかと思いますが
この2作品はつながってるんですねぇ。
「ゲッターロボ」は3人の男子高校生、流竜馬・神隼人・巴武蔵が
それぞれの担当戦闘機の合体パターンによって3タイプのロボットに変身、
というものなのですが
その中の一人、巴武蔵が敵との戦いによって壮絶な戦死を遂げます。。。ゲッターロボ自体も敵組織とともに最期を遂げ、平和が訪れたという筋でした。
そして「ゲッターロボG」へとつながります。
以下は「ゲッターロボG」に関するウィキペディアの記事です。
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巴武蔵の犠牲と共に恐竜帝国は滅び、地上に平和が戻ったかに見えた。
だが、この時を待っていたかのように新勢力百鬼帝国が
科学要塞島を浮上させ侵略を開始した。
「鬼」と呼ばれる亜人類で構成された百鬼帝国は30年前に成立した軍政国家で、
ひそかに世界征服の機会をうかがっていたのだ。かねてより人類の新たな脅威の出現を危惧していた早乙女博士は
新早乙女研究所と新ゲッターロボを開発。
恐竜帝国との戦いに生き残った流竜馬と神隼人に加えて
車弁慶を新パイロットに迎え、百鬼帝国から人類を守る戦いを展開する。
元々は所謂、玩具スポンサーの事情のマイナーチェンジ作品であり、
新しいゲッターロボを登場させ、それを商品展開して行くのが狙いであった。
ゲッターロボからゲッターロボGへの移行の際に
巴武蔵が戦死することが重要なポイントとなっているが、
初期案では原作者の一人永井豪が、真面目過ぎておもしろくないと不満に感じていた流竜馬も
戦死される事になっていた。
新キャラクターは来栖丈(くるす・じょう)と決まっており、
その登場が本作への伏線となる予定だった。
当時の企画書によれば、来栖丈の父親の来栖博士は早乙女博士とともにゲッター線の研究をしていたが病死してしまった。
しかし死の間際に丈にドラゴン号の設計図を託す。
早乙女研究所にやってきた丈は父親の遺言ということで
しかたなく研究所で暮らしていたがゲッターの戦いには協力せず反発さえした。
ゲッターチームともたびたび衝突したがその運動能力は
隼人や竜馬をも上回っていた。そんな折に恐竜帝国の総攻撃を受け、
武蔵が立ち往生の形で戦死、隼人も重傷を負う。
一人残った竜馬はゲッター線爆弾を積んだイーグル号で特攻し
恐竜帝国を退ける。
また研究所のそばに住み付いていた珍発明家、大枯文治も
ゲッターチームに志願して新ゲッターチームが出来上がる。
この初期案によると新ゲッターはイーグル号をドラゴン号に入れ替えるだけで
ジャガー号、ベアー号は改造・強化という案になっていた。
しかし、「主人公を殺すのはよくない」という
フジテレビ側の反発に遭ってしまい、この案は結局お蔵入りになった。
逆に永井は
「人が死ぬと言う意味を作品を通じて(視聴者に)感じて欲しい」
と言う切なる願いから、武蔵の戦死だけは強行した原因となった。
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