アニメ、CMソング、ドラマ・映画主題歌(その140) | 洋のblog

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Music Journey




今回の 「アニメ、CMソング、ドラマ・映画主題歌」 は菊池 桃子ちゃんと斉藤 由貴ちゃんで
曲はどちらも 「卒業」。
リリースは1985年でした。

同時期に尾崎 豊くんも同名の曲をリリースしています。
すでにup済みです。(リンク貼ってます)
⇒ 「卒業(尾崎 豊)」


菊池 桃子ちゃんの 「卒業」 は自身4枚目のシングルで
オリコンの最高位は1位、ザ・ベストテンでは2位が最高だったようです。
(オリコンよりも歌番組の方がランクが低いって珍しいですよね。(・.・;))

作詞は秋元 康さん、作・編曲は林 哲司さんでした。

確か彼女のために作られたであろう2時間ドラマの主題歌だったと思いました。
(間違ってたらゴメンなさい。。。m(__)m)

彼女がデビューした時は こんなお人形さんみたいな子がいるんだって思ったものです。
このシングルまではレコードも続けて買ってましたねぇ。
正直、内心では 「歌は止めたら良いのに」 って思ってましたけどね。(^o^)


斉藤 由貴ちゃんの 「卒業」 は彼女のデビューシングル。
オリコンもザ・ベストテンも最高位は6位だったようです。

レコードデビュー前からカップラーメンなどのCMで人気が出てましたね。
このデビュー曲もそのカップラーメンのCMソングでした。
明星 「青春という名のラーメン」。
今や商品自体なくなってしまってますね。。。(~_~;)

作詞は松本 隆さん、作曲は筒美 京平さんで編曲が武部 聡志さん。


桃子ちゃんの 「卒業」 は、後から振り返って思い出しているのに対して
由貴ちゃんの 「卒業」 は、その時そのものを歌っているものですね。

ちなみに尾崎くんの 「卒業」 は、いわゆる学校などの卒業を歌っているのではなく
訳の分からない大人たちや規律などの呪縛や支配から 「卒業」 するのだというものです。

歌詞の内容から尾崎くん自身の回帰録と思われがちですが
彼は喫煙や警察沙汰などを繰り返したことによって自主退学しています。
つまり 「卒業」 はしていません。

この曲に感化されて学校の窓を割って回った輩が多数出現しましたねぇ。。。

この 「卒業」 や 「15の夜」 などの曲のイメージから 「10代の教祖」 と言う異名で呼ばれてました。
本人的には有り難くない名称だったようです。

彼も 「I LOVE YOU」 や 「OH MY Little Girl」 のような曲をもっと遣りたかったんじゃないですかねぇ?

「10代の教祖」 というイメージに捉われてしまったがために薬物に逃げ場を求めていき
ああいう最期を迎えてしまう結果になったのではないかと考えます。。。