アニメ、CMソング、ドラマ・映画主題歌(その108) | 洋のblog

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Music Journey


今回の「アニメ、CMソング、ドラマ・映画主題歌」は私と同年代の方々には超懐かしいCMから。
Jerry Wallace の「Lovers Of The World(男の世界)」。

私と同年代とか30代後半の方々にも懐かしいんじゃないでしょうかね?
ハリウッド俳優のチャールズ・ブロンソンが男性用化粧品「マンダム」のCMに登場し
そのCMソングとして流れていたのがこの曲でした。
私もシングルレコードで持ってます。(*^^)v

顎を撫でながら「う~ん、マンダム」という仕草が大流行しましたよね。
私もブロンソンを真似てやってました。(^o^)
私にはカウボーイハットに水をすくって顔に浴びるシーンが特に印象的でした。
で、カッコイイって思ってましたよぉ。

以下はウィキに出ていたブロンソンとこのCMに関する記事と日本語訳です。
大林 宣彦監督作品だったり、製作費の半分がブロンソンの出演料だったんだ、など
へぇ。。。って驚くことも書いてありました。
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第二次世界大戦終了後の1946年に軍を除隊。
美術学校に入学する。ここで舞台の裏方となり、エキストラも経験し芝居に目覚めていく。
1948年に友人と共にニューヨークに行き、本格的に演技を学ぶ。
生活は苦しく、レンガ職人やウェイターをしながら舞台に端役として出演するようになる。

1958年の『機関銃(マシンガン)ケリー』で主役に抜擢された。
さらに『荒野の七人』(1960年)や、『大脱走』(1963年) などのヒット作に出演し、
共に男臭い風貌と巧みな演技が人気を呼んで俳優としての地位を確立。
その後の『さらば友よ』や『雨の訪問者』への出演で
押しも押されもせぬ国際映画スターの仲間入りを果たした。

その後も独特の個性と演技力を活かして、
アクション作品を中心に数多くの作品で主役や脇役を演じ活躍し高い評価を得た他、
日本をはじめとする世界各国でテレビCMにも出演し、高い人気を得た。

私生活では、1949年、女優ハリエット・テンドラーと結婚したが、1967年に離婚。
翌1968年ジル・アイアランドと再婚して多数の作品で共演。
1990年にジルが乳癌で亡くなりブロンソンも俳優業からの引退を宣言した。

1998年にキム・ウィークスと再婚するが、ブロンソンはアルツハイマー病を発症。
病との闘いの末、2003年8月30日に肺炎で死去。81歳没

日本では、1970年に大林宣彦演出の化粧品マンダムのテレビCMに出演し、
男性向け化粧品にふさわしい男臭いムードで一世を風靡した。
撮影費は2000万円、ブロンソンへのギャラは3万ドルであった。
それまで化粧品のコマーシャルは二枚目が演じていたが、
どちらかといえば醜男のブロンソンの男臭さを前面に出したところに斬新さがあった。

アリゾナ州の砂丘とユタ州のモニュメント・バレー、ならびに、ハリウッドのスタジオで撮影が行なわれた。
ブロンソンは、「私の初主演映画だ」といい出演を快諾。
泥水をかぶる場面も「これがアリゾナの水さ」と嘯いたという。
CM中、ブロンソンは、モニュメント・バレー周辺の荒野を馬(白馬)に騎乗して駆け、
カウボーイハットで河川の水を汲み頭から浴びる。
そして顎を撫でながら一言「う~ん、マンダム」。
このセリフは日本中で大流行し、化粧品に縁のない幼い子供まで真似をするほどであった。

当時ヒットしたCMソングは「男の世界(歌 : ジェリー・ウォレス)」。
商品とCMの大ヒットから、メーカーの丹頂が社名をマンダムに変えたことはあまりにも有名。
海外映画スターのCM起用の先駆けともなった。
なお、この商品の爆発的ヒットにより、当時の丹頂は業績を急回復させ、倒産の危機を免れたという。
このCMの爆発的大ヒットにより、ブロンソンは、1980年まで「マンダム」シリーズのCMに出演した。

なお、マンダムは、後に彼の葬儀の際に献花をしている。
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「MANDOM-LOVERS OF THE WORLD(男の世界)」 JERRY WALLACE

世界中が恋をしている
すべて国のすべての女に
愛の喜びを知ることは
男の世界に生きること

君を待っている人がいる
すぐに世界は君のものになる
音楽は鳴り始め
夜が昼になり
暗闇は消えるだろう
愛する人がそばにいるとき
君は男の世界にいるのだ

世界中が恋をしている
すべて国のすべての女に
愛の喜びを知ることは
男の世界に生きること

君を待っている場所がある
そこでは、人生で最高のものが自由に手に入り
季節はいつでも春
幸福が王であり
君が夢みているものがすべて実現する
愛する人も君を愛するとき
君は男の世界にいるのだ

世界中が恋をしている
すべて国のすべての女に
愛の喜びを知ることは
男の世界に生きること
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