私のお勧めの曲・洋楽編(その59) | 洋のblog

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Music Journey


今回の洋楽は Simon & Garfunkel の「Sound of Silence」。

ダスティン・ホフマンとキャサリン・ロスが共演した「卒業」では

EDに流れてましたねぇ。

(米アカデミー賞では監督賞を受賞している作品です)

1965年に発売されたシングルで、

米ビルボード誌では1966年1月1日に週間ランキング第1位を獲得。

ビルボード誌1966年年間ランキングは第25位。
日本でも1968年にオリコン最高位1位を獲得しています。

ポール・サイモンがこの曲を作詞したのが、私が生まれた年の1963年。

未だに歌詞の内容は把握したとは言い切れません。。。
難解な歌詞ですが、いつかはその意味が分かるようになりたいですねぇ。

以下は Wikipedia よりの記事です。
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元々は1964年の彼等のデビュー・アルバム 『水曜の朝、午前3時』 に収録されていた一曲で、
伴奏はアコースティック・ギターのみだった。
1965年6月、同アルバムを手掛けたコロムビア・レコードのプロデューサー、トム・ウィルソンが、
その時に着手していたボブ・ディランの 「ライク・ア・ローリング・ストーン」 の
レコーディングのために集合していたミュージシャンを使い、エレクトリック・セクションを録音。

彼等に何の断りも無く新たにオーヴァーダブを施した上でこの曲をシングルとして発売し、
翌年初頭に全米ヒットチャートの1位に輝いた。
その後、一度はビートルズの 「恋を抱きしめよう」 に首位を奪われるが、
3週間後には再び1位に達した。

本作の成功を受けて、ポール・サイモンは滞在先のロンドンからアメリカに戻り、
サイモン&ガーファンクルとしての活動を再開させて、
本シングル・ヴァージョンを含むアルバム 『サウンド・オブ・サイレンス』 (1966年)を発表。
その後、映画 『卒業』 のサウンドトラックにも再収録された。

日本では、1966年に日本コロムビアから発売されたのが最初。
「孤独な世界」 という日本語タイトルも検討され、
『ミュージック・ライフ』 誌の1966年3月号でも同タイトルで紹介されたが、
最終的に原題の片仮名表記で発売された。
『卒業』 公開に際し、1968年の6月に日本コロムビアから再発売されたが、
B面は、当時本国アメリカでシングル・ヒットしていた 「ミセス・ロビンソン」 に差し替えられた。

間もなく、サイモン&ガーファンクルの作品の日本での発売権が、新しく設立されたCBSソニーに移り、
同社の第1回新譜として8月に再々発売された。
オリコン・シングルチャートでは1位~10位のすべてにランクされるという記録を達成した。
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「Sound Of Silence」 Simon & Garfunkel

こんにちわ暗闇くん 君は僕の古くからの友人だ
また君と話しに来てしまった
その訳は、ひとつの幻想がやさしく忍び寄ってきて
僕が眠っている隙に一粒の種残していったからだ
そしたらその種が僕の脳の中で大きく成長し始めたのだ
だけど幻想はまだ沈黙の音の中でじっとして動かないままでいる・・・

落ち着かない夢の中で 僕は独りで歩いていた
敷石の狭い通りに差し掛かり
街灯の円い光に近づいた時
思わず寒気がして僕はコートの襟を立てたのだ
その時だ 僕の目はネオンのフラッシュに射抜かれ
夜は 引き裂かれてしまった
そして 僕は沈黙の音に触れたのだ

僕は見てしまった 裸電球の下で
一万か いやもっと多くの人が
口を動かすこともなく語っている姿や
耳をそばだてることもなく聞いている姿や
歌われることもない歌を書いている姿を
だけど 誰も沈黙の音というものを遮ろうとするものはいない・・・

「馬鹿」って言うよ 君たちは何も分かっちゃいないのだ
沈黙の奴が癌のように大きくむしばんでいるのを
僕が諭す言葉をよく聞くのだ
僕が差し伸べる腕をしっかり取るのだ
しかし 僕の言葉は沈黙のままで滴り落ちる雨粒のようなもの
沈黙の井戸に落ちて ポチャリと こだまするだけだ

人びとは、ぬかずき祈りを捧げていた
自分たちが勝手につくり出したネオンという神に
するとネオンの掲示板に ふいに警告の言葉が現れた
光が織りなすその言葉で
ネオンの掲示板は次のように語る
「予言者の言葉は地下鉄の壁にも」
「そして安アパートの廊下にも書かれてある」と
それでも沈黙の音の中で人々のささやきは続く・・・
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