アニメ、CMソング、ドラマ・映画主題歌(その57) | 洋のblog

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Music Journey


お約束した通り、今回の 「アニメ、CMソング、ドラマ・映画主題歌」 は

岩崎 宏美さんの 「聖母たちのララバイ」。

予告してしまったので何がupされるかという楽しみはなかったですよね。。。(~_~;)
しかし音楽のブログなのに読んでもらうための文字数が多いなぁ。


発売は1982年5月。
オリコンの最高位も1位で、1982年の年間チャートでも3位になる大ヒット曲でした。
ちなみに年間1位は、あみんの 「待つわ」で、2位は薬師丸ひろ子さんの 「セーラー服と機関銃」 でした。

日本テレビ系 「火曜サスペンス劇場」 の主題歌であり
第13回日本歌謡大賞において大賞を受賞しています。
翌1983年の第55回選抜高等学校野球大会でも入場行進曲に選ばれています。

制作者(編曲)に外国人が加わっていたためにレコード大賞の受賞は逃しました。
1982年のレコ大はこの曲で決まりだったんですけどね。
結局は細川たかしの 「北酒場」 が大賞を受賞。
ちなみに最優秀歌唱賞は 「シルエット・ロマンス」 を歌った 大橋 純子さんでした。

以下はお馴染みの Wikipedia より。

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前年9月から放送がスタートした日本テレビの2時間ドラマ枠
『火曜サスペンス劇場』 のエンディングテーマ(主題歌)となったが、
当初は同番組のエンドロール用に制作されただけであった。
故に放送される1コーラス分のみしか録音されておらず、レコード化し発売する予定もなかった。

しかし放送後の視聴者から作品化の要望が殺到したため、
番組内で使用されているマスターテープを元に録音した物を製作し、
一般応募による視聴者200名の抽選プレゼントとしたところ35万通を超える応募はがきが殺到し、
日本テレビの同様な抽選プレゼントに寄せられた応募総数ではこれまでの記録であった
『西遊記』 エンディングテーマ 「ガンダーラ」 の10万通を大きく上回った。

その好評の結果、正式なレコードとして発売される事となり、レコード会社間での紆余曲折の後、
所属するビクターエンタテインメントより新たにフルバージョンを録音した。
結果、1982年に入りシングル盤として発売されることになった。
元のタイトルは 「聖母の子守歌」。

発売2週目にしてオリコンシングルチャートで1位を獲得。
岩崎自身1975年の 「センチメンタル」 以来約7年ぶり、通算3作目のチャート1位シングルとなった。

セールスとしてもオリコン集計では80万枚を超え、累計では130万枚を超える大ヒットを記録し、
同年のオリコン年間シングルチャートでは3位を記録した。
同年11月には第13回日本歌謡大賞を受賞。

年末の第24回日本レコード大賞にも期待が高まったが、
楽曲前半のメロディーが映画 『ファイナル・カウントダウン』 の劇中BGMの
「ローレル&オウエンス」(Laurel And Owens)および
「ミスター&ミセスタイドマン 」(Mr.and Mrs.Tideman)のメロディーと酷似していると、
抗議のため来日した同曲の作曲者から指摘される。

本曲作曲者の木森敏之がこの類似点を盗作と認めたため、作曲クレジットが木森と、
盗作された上記楽曲の作曲者であるジョン・スコットとの併記という共作クレジットに修正された。

この結果、外国人作家が製作した楽曲を対象外とする当時の日本レコード大賞の基準に該当し、
大賞どころかノミネートにも至らなかった。

翌1983年の春には、第55回選抜高等学校野球大会の入場行進曲に採用された。
岩崎宏美の楽曲としては、1976年の 「センチメンタル」 以来2度目の選曲である。

この曲のオリジナル・キーはBm(ロ短調)で、最高音がDであり、
これは当時の岩崎の地声の音域ギリギリであった。
そのため、テレビやライブ等生で歌う際は半音下げてB♭m(変ロ短調)で歌っていた。
オリジナル・キーのカラオケを使用して歌う場合には、サビでファルセットを用いていた。

これが当時オリコン誌上で、
「半音下げたりファルセットを用いたりすると緊張感に乏しく、良い歌に聞こえない」 と論争を呼んだ。
その後現在に至るまで、B♭mで歌っているが、
1985年頃から、半音下げたキーでもサビにファルセットを用いるようになった。
アルバム 『誕生』 以降の別バージョンは、全てファルセットを用いて吹き込んでいる。

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