アニメ主題歌（その22）は 「あしたのジョー２」 よりED曲の 「果てしなき闇の彼方に」。
放浪の不良少年・矢吹 丈が元プロボクサーの丹下 段平（おっつぁん）の目にとまり
少年院からプロボクサー、そして力石 徹との死闘までを描き、
力石の死でピリオドを打ったのがアニメ版の 「あしたのジョー」。
「あしたのジョー２」 は力石を殺してしまったという精神的ダメージから
再び放浪をしていたジョーが丹下らが待っている “ドヤ街” へ舞い戻ってくるところから始まります。
「あしたのジョー２」 は私が高校生の頃だったし
「あしたのジョー」 と違って再放送もなかったと思うので知っている人も少ないかも知れませんねぇ。
雑誌に連載されていた内容に忠実に描かれていたアニメでした。
長い放浪を経て再びプロのリングに上がったジョー。
数々の死闘を潜り抜け、日本チャンピオン - 東洋太平洋チャンピオンを経て
世界チャンピオン King of Kings ホセ・メンドーサとの世界タイトルマッチを迎える。
しかしジョーは数々の死闘の末、パンチドランカー（パンチによって脳に障害を受けてしまう）に。。。
打っても打っても立ち上がってくるジョー。
「なぜだ。。。彼はとうに死んでいる筈」
とそのジョーの姿に恐怖を感じる王者の中の王者・ホセ。
King of Kings ホセから何度もダウンを奪うジョー。
試合は最終ラウンドまで持ち込まれ、ジョーは惜しくも判定で敗れてしまう。。。
レフリーに左手を掲げられる勝者ホセの髪は恐怖に白髪と化してしまっていた。
ジョーは自コーナーの椅子に座ったまま動かない。。。
ジョーの健闘を讃えて肩に手を掛け、労いの言葉を掛ける丹下。
しかしジョーは。。。真っ白な灰になってしまった。。。
「燃えたよ･･･燃え尽きた･･･真っ白にな･･･」
下記は学生時代からジョーに憧れていた酒屋のノリちゃんとの束の間のデート。
しかしこの時の会話で、紀子はジョーには付いていけないと小さな恋心を閉ざしてしまう。。。
ジョーは真っ白な灰になりたいと願っていた。
“燃えカス” など残っていない。。。真っ白な灰に。。。