
ロワールより帰ってまいりました。
やっぱりアルザスは寒いですね。
ホントは日曜のルネッサンス・デ・ザペラシオンという
ビオワインのサロンのお手伝いがあって
月、火が試飲の予定だったのですが、
思いがけず日曜はお店に予約がいっぱい。
で僕は居残り、ムッシュNとW君だけ先に行ってました。
さて今回のサロン、1番印象的だったのは…。

人が少ない!
去年は行けなかったので前回は2008年になりますが、
半分以下、くらいに感じました。
特に外国の方。
前回は日本のインポーターの方にもちょこちょこお会いできたのですが、
今回はまったく日本の方を見かけませんでした。

英語圏の方も少なかったように思います。
逆に日本を除くアジア圏で勢いのある中国、韓国の方を多く見かけました。

アルザスではなんだかんだいってもお店にお客さんは来て毎日忙しいし、
個人的にはボーナスをもらえるような生活したことないし、
いつも来週の食材を買うお金を心配しているぐらい
ギリギリの生活なので、
世界不況とはいえ個人的にはいつも不況なのであまり実感は無かったんです。
が、ここで実感。
不況なんだ。
なのに、ヴィニュロンたちの元気なこと!
なんか文化祭みたいにはしゃいでます。
試飲会、というとみんなが新しい作り手、未来のスター、将来輝くであろうワインを
探して躍起になっている、という印象を持つかも知れませんが、
実際はただのお祭りです。
大きいサロンになると新しいワインを探す、なんて不可能です。
何千という作り手、何万本というワインの中から
珠玉の1本を見つけ出すなんて1日じゃムリムリ。
特にソムリエはワインをサーヴィスする仕事なので、
新しいワインを見つけ出す、という仕事は
クルティエやネゴシアンと呼ばれる仲買人や酒屋さんにお任せ。
この人たちがいなきゃ僕ら仕事できません。
で、僕らはその信頼おける方々からの情報で
ワインを選んでオススメしていくわけです。
日本の場合はインポーターの方ですね。
フランスでも地元以外は直接取引はあまりありません。
特にすごくおいしいワインはみんなが知っているので、
公平性を保つために間に誰かが入って、バランスよく分配していきます。
なので皆さんとのお付き合いが大事。
でも、今日は祭りだからカタイ話は抜き。
取引のあるドメーヌに片っ端から顔を出すだけで2日間終わってしまいましたが、
いっしょにご飯を食べたり、違う地方からのヴィニュロンもいっしょにいたり、
もちろんクルティエや酒屋さんも。
朝ごはんをモリモリ。
昼もモリモリ+ゴクゴク。
夜はモリモリ+ゴクゴクゴク♪
その後もゴクゴクと飲み、結局飲んで終わっちゃいました、2日間。
帰りのTGVが雪で遅れたり、ストで止まるかも、なんてことも
あったんですが
「喉、渇いたね」のムッシュNのひと言で途中からビュッフェ車両に移動。
TGVエスト(パリーアルザス)にはアルザスワインがおいてあるんですが、
ワインはもうしこたま飲んだので誰も見向きもせず。
ビール!ビール!ビール!
アハハ…。
楽しいワイン(?)のお祭りでした。
P.S.すこしロワール・ワインの話をすると…
‘09はやはりすごくバランスがいいです。
すべて発酵途中だったのでまだ分かりませんが、
白はとてもアロマティックだし、赤は骨格がしっかりしています。
でも個人的には酸の強い’08が結構好み。
しかもすこし甘めの白が貴腐のニュアンスがあっていいです。
‘08のユエのル・モン モアルー、’08のフランソワ・シデーヌのテュフォなんかイイ。
変わったトコだとロモランタンが熟成した

これもおいしいかったデス。若いとエグいけど。