ロイマタの死因は
1)食べすぎ (笑えた!)
2)毒殺
という二つの説が多いようですが、真実はそれを信じる者の心に宿っているようです。
大酋長ロイマタの遺体を生活の場である村の側に葬ると、その偉大な力の影響を受け続けてしまうと信じた村人たちは、その埋葬場所にARTOK島(通称ハットアイランド)に埋葬することに決めました。

ご覧のように村がある本島からハットアイランドまでは結構な距離があるのですが、伝説ではロイマタの遺体をみんなで担いで海の側まで行くと、海が二つに分かれハットアイランドまでの道ができたとか。(なんかどこかで聞いた話?と思ったのは俺だけでない?)

ともかく、そんな偉大な力はこれっぽちも秘めていない俺は、ボートを走らせ一路ハットアイランドへ!
実はこの島も通常は人の立ち入りや宿泊が禁止されている場所なのですが、今回は特別に許可をいただきました。
ロイマタもあっ!と驚くほど短時間でハットアイランドの上陸地点へ。

ビーチも海もめちゃくちゃ綺麗!
人の立ち入りと共に近辺での漁などもあまり行われていないため、おそらく400年前もそのままであったであろうという景観を残しております。

ついに上陸!ハットアイランド!
なぜかテンションがあがる愉快な中間達!

ロイマタの墓地へ続く入り口を入っていきます。
すると、、、

同行してくれた村のチーフの長男JOEが
『ここでビーサンを脱いでくれ。ここから先は土足で入ってはいけない聖地なんだ。』
村人はいまだにこんなにもロイマタに敬意を払っているのかあ、と感心しつついざ、墓地へ。

ジャジャーン!
こ、これが、伝説の大酋長ロイマタが眠る墓地、、、
なんとこの下にはロイマタと共に殉死した50名もの人が眠っているという。

こんな感じ。
うーむ、凄い、、、
凄すぎる、、、
400年もの間、口伝えで伝えられてきた伝説が本当だったことが、この発掘調査で証明されたのです。
ふとJOEをみると、、、

なにやらお墓に向かって手を合わせ、現地の言葉で語りかけているではないですか。
お祈り、というよりはロイマタに向かって報告している、という感じ。
一緒に来ていたほかの奴に何をやっているのか尋ねてみると、
『ロイマタのお墓に来たときは、必ず最初にこうやってロイマタに訪問を告げるのがしきたりなんだ。それとここでは大きい声を出して騒いだり、ふざけたりしてはいけないよ。』
と言うこと。
ちなみにこの語りかけは5分くらい続いてました。

発掘された骨は全て元通り埋めなおされたのですが、装飾品などは持ち出され、今はバヌアツのカルチャーセンターに展示してあります。
JOEはこのことに関して、『装飾品はチーフロイマタのものだ。一緒に埋め戻ししてあげなければ本来はだめなんだ。』と憤っていました。
死後400年経った今でもエファテ島の人々が畏怖してやまない伝説の大酋長ロイマタ。
次回は彼が平和をもたらすために考案した、不思議なシステム『ナフラック』について乙手耐えしたいと思います。