スクランブル交差点 -34ページ目

スクランブル交差点

政治、経済などのニュースを中心にお届けしていきます。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111028-00000003-rnijugo-inet


警察庁の発表によれば、ネット上の違法情報の通報を受け付ける民間団体

「インターネット・ホットラインセンター」(IHC)に提供された情報を基に、

全国の警察が今年上半期に摘発した事件は575件に上ったという。

匿名での情報提供が可能なIHCについて紹介しよう。

この「IHC」は、ネット上にあふれる児童ポルノ、薬物関連などの違法情報や、

その他の違法行為を引き起こす情報の流通を取り締まるべく設置された団体。

膨大な量の情報が流通するネット上の違法・有害情報の収集にはネット利用者の協力が大変有効だ。

ところが「違法情報を警察に通報する際には氏名等を明らかにする必要があることなどから

通報に消極的になることも想定される」(同サイトより)ため、

匿名で通報ができるホットラインセンターが設置された。

IHCに提供された違法情報は、IHC内で分析されたうえで警察に情報提供され、

同時にプロバイダや掲示板管理者等に対しては削除が依頼される。同センターのサイトには、

「被疑少年(高校生・男性・16歳)らは、出会い系サイトにおいてセフレほしい等

とそれぞれ書き込み…」(罪状「出会い系サイト規制法違反」)

「被疑者(無職・男性・36歳)は、携帯電話端末を使用して、

インターネット上の電子掲示板に『Ice』等の隠語を用いて覚せい剤の売買に関する広告を掲載」

(同「覚せい剤取締法違反」)

など、これまでの検挙事例が報告されているほか、自らの通報の処理結果を確認することもできる。

ただし、25日の日本経済新聞の報道によれば、

IHCがサイト管理者やプロバイダに対して行った削除要請のうち、

実際に削除が実行された率は57.9%にとどまったという。

削除に応じないサイトには有害情報が集まる悪循環も発生しており、

そうした不良サイトへの対策が、IHCおよび警察にとって今後の課題と言えるだろう。


(R25編集部)



http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111027-00000301-cyzoz-soci


──無料の動画サイトが主流となったアダルト業界において、

“エロ版Yahoo!”と化しつつある「DMM・R18」に始まり、

チップで稼げるチャットサイト「CAM4」まで、ITと性ビジネスの相性はいかほどか?

小誌ゲイライターが体を張って検証してみた。

「アダルト動画が観たい」と思ったら、無料の配信サイトがいくらでも見つかる昨今。

課金をしないと観られない有料配信サイトも多数存在しているが、先行きは暗いのだろうか? 

アダルトサイトに詳しいライターの安田理央氏に伺ってみると、

「これまで有料の配信サービスは、消費者の間でさほど定着していませんでした。

しかし、最近は大手アダルトサイトの『DMM.R18』で配信の売り上げが通販を上回るなど、

状況は変わりつつあります」と語る一方、

「かといって、すべての有料配信サイトが順調なわけではない」とも指摘する。

「最近はハイビジョンや3Dなど画質にこだわった動画の配信が増えているのですが、

通常画質の動画よりも制作や加工に費用がかかる分、1本 1000~2000円ほど割高になっていて、

それだとみんな買わないんですよ。

結局、消費者の心理としては『エロにお金はなるべく出したくない。抜ければいい』

ってことなんでしょう(笑)。今は動画配信よりも出会い系、

もしくは“生でしか観られない”という訴求力のあるライブチャットのほうが、

お金は確実に回収できるかと」(安田氏)

 また、某PCエンタメ誌の元編集長A氏は、「動画配信でお金が回収できないのは、

『DMM.R18』による影響も大きい」と分析する。

「『DMM.R18』は、もともとは『DMM』という名称のアダルト動画配信サイトだったんですが、

運営元が03年から非アダルト分野にも進出するようになったため、

動画配信含むアダルトコンテンツが『DMM.R18』としてドメイン分けされたんです。

そのように動画配信に関しては実績があることもあってか、

ほかの動画配信サイトとはレベルが違う。大手に限らず何社ものAVメーカーと提携しているので、

配信している作品数が桁違いに多いですし、システム的にも全体的に隙がない。

1分約1円で見たいシーンだけがピンポイントで見られる視聴法を用意していたり、

動画をテレビで観たい人のためにデータを DVDに焼けるサービスを実施するなど、

多様なニーズにこたえうるシステムが設けられているんです。

さらにキャバクラの紹介や同人誌販売などにも事業を拡大しているので、

近いうちにアダルトサイトは『DMM.R18』の独壇場になるかもしれませんね」(A氏)

 確かにネット業界では、「“1位”ができると、そこがシェアを独占してしまうので、

2位以降は永久に勝てなくなる」といった説があると聞く。

アダルトサイト業界は今、「DMM.R18」が政権ならぬ"性権"を握ろうとしているようだ──。


(構成/アボンヌ安田)




http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111027-00000019-pseven-pol


テレビ業界はこれから各キー局の中間発表を迎えるが、

今のところほとんどの社が通期では前年同様に減収や減益を予想している。

しかし、大前研一氏は、「テレビ局の試練はこれからが本番」と指摘。

アメリカでは、視聴者が見たい番組だけを配信するオンラインDVDレンタル会社の

「ネットフリックス」が成功を収めており、

「現在のTV局のビジネスモデルは崩壊する」と述べている。


かつて楽天の三木谷浩史・会長兼社長やライブドアのホリエモン(堀江貴文元社長)らが

「通信と放送の融合」を唱えた時、私は「通信と放送は融合するのではなく、

通信が放送を飲み込む」と主張したが、その通りの状況になっているのだ。

ところが、総務省とテレビ局はそういう本質的な変化に気づかず、

著作権保護を建前に実際は受信料の徴収や有料放送の課金を目的とした「B-CAS」という仕掛けで、

視聴者を縛ろうとしている。これは完全に時代錯誤である。

日本版ネットフリックスが登場しても、

テレビ局側が番組を供給しなければ普及しないのではないか、と訝る向きもあるだろう。

だが、すでにアメリカではテレビ局とネットフリックスの力関係が逆転し、

テレビ局はネットフリックスに番組を供給しなければ生き残ることが難しくなっている。

アップルのiTunes Storeに頑強に抵抗していた

ソニー・ミュージックエンタテインメントなどのレコード会社が、

結局はコンテンツを供給せざるを得なくなったのと同様だ。

そうなると、テレビ局の番組は買い叩かれ、おそらく5本いくら、

10本いくらのバーゲンセールになるだろう。とくに苦境に追い込まれるのはローカル局だ。

ローカル局が制作した番組を見たい人は、よほどの作品でない限り、

その都道府県外や海外に住んでいる地元出身者だけ、ということになってしまうだろう。

この“アンバンドル革命”により、パッケージ化という従来のビジネスモデルが崩壊して

存在意義がなくなったテレビ局に、新しいビジネスモデルはない。

折悪しくも地デジが始まった。デジタルになったことは、

切り刻んでバラ売りをするのに好都合だ。

わかりやすくいえばNHKの受信料を一人だけが払い、

すべての番組をサーバーに入れてYouTube経由で提供する、

ということがいとも簡単にできてしまうのである。

一方、制作者の側でも有能なプロデューサーは独立し、

日本版ネットフリックスに直接コンテンツを提供することで稼ぐことができる。

番組作りを外部の制作会社にカンパケ(完全パッケージ)で依存していたテレビ局自体は、

通販や企業スポンサーのタイアップ番組などで糊口をしのぐのがせいぜいとなる。

テレビ局が生き残る方法は、自分が世界中の映像を集めて届ける、

つまりはネットフリックス型のプラットフォームになるしかないだろう。

※週刊ポスト2011年11月4日号