スクランブル交差点 -14ページ目

スクランブル交差点

政治、経済などのニュースを中心にお届けしていきます。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111128-00000001-president-bus_all

■ソウジの習慣

「無駄遣いをしない」「毎日勉強する」「人に優しくする」……。身につけたい習慣はいろいろあるのに、なかなかうまくいかない人も多いですよね。でも、掃除の習慣さえ手に入れば、同時に他の習慣も手に入れることができる、というのが私の持論です。これまでたくさんの方に「習慣教育」を行ってきましたが、掃除の習慣を手に入れた人の大多数は、他の習慣を手に入れることにも成功しているという実績もあります。

 掃除は、最初から「毎日30分やろう」なんて考えないこと。そもそも習慣が身につかないのは、目標が高すぎることが原因の一つ。最初は「10秒掃除」で十分です。どんなに忙しい人でも10秒ならできるはず。たった10秒でも「余分なゴミを一個ゴミ箱に捨てる」「窓を開けて換気する」などできることはたくさんあります。それを毎日続けるだけ。やり始めたら5分、10分、30分とついやってしまう人がほとんどですけどね。

「初動にかけろ理論」と私は呼んでいますが、初動がうまくいけば大抵のことはうまくいく。掃除も例外ではありません。
 掃除をする時間帯は、朝がおすすめです。夜は、残業や飲み会が入ると調整が難しいですからね。朝起きてすぐ掃除すれば、眠気も吹き飛んで爽やかな気分になれるという相乗効果もあります。掃除=快感ということに気づくと、「もっと掃除をしたい」と思うようになり、起きる時間が自然に早くなっていきます。早起きの習慣もいつの間にか手に入るわけです。その結果、起床時間はなぜか5時半になる人が多く、Facebookの中にある習慣教育の非公開サイトは、5時半になると、「おはようございます」と挨拶を交わす人でいっぱいです(笑)。


■自分の欠点がなぜか克服できていく

 掃除が習慣化されると、頭の中がすっきり整理されるというメリットもあります。部屋や机の上の状態はその人の思考と同じ。部屋が混乱していると、頭の中も混乱して、仕事にも支障を来します。実際、片付けをしたら頭の中が整理され、「仕事の段取りがうまくできるようになった」「売り上げや業績が上がった」という人がたくさんいます。プライベートでも、必要なものと無駄なものの区別ができるようになり、「無駄遣いが減った」という方もいます。公私ともに、生産性や効率性が上がるわけです。

 そしてもう一つ、これは冒頭の持論にもつながることですが、掃除をする習慣を手に入れることで、「掃除ができない」ことに関連するそれまでの自分の欠点も克服することができるのです。
 私は掃除ができない人によく、「できない理由は何だと思いますか?」と質問するのですが、みなさん「面倒なことはつい先延ばししてしまうクセがある」「わかっているけどできないルーズな性格だから」と様々な理由を口にします。
 掃除ができない人というのは、掃除だけでなく、そうしたちょっとした性格の欠点がボトルネックとなって、他のよい習慣も手に入れられず、活躍できるチャンスを逃しているのです。
 掃除ができるようになるということは、そのボトルネックがスーっとはずれて、これまでやろうと思っていてもできなかったいろいろなことが、一度にできるようになることなのです。掃除の習慣が、成功する習慣づくりのきっかけになるわけです。

 掃除といっても、「整理」「整頓」「清掃」「清潔」の4つがあります。それぞれの違いはわかりますか?
「整理」は、不要なものを捨てること、「整頓」はものを使いやすい場所に収納すること、「清掃」はモップや掃除機でほこりを取り除くこと、「清潔」は家具や床をピカピカに磨き上げることです。
 もともと片付け上手な人は、「整理」「整頓」ができていますから、毎日ほこりを取って磨きあげる「清掃」と「清潔」だけで済みます。問題は、部屋が片付いていなくて「整理」から始めなければならない人です。「清掃」と「清潔」だけで簡単に掃除が終わるようにするためには、「整理」→「整頓」とスキルを高めていく必要があります。部屋が片付いていない人は、物が多くて捨てられない人が多いので、まずは、不要なものを捨てることが掃除の第一歩です。

 ものは大きく分けると「過去のもの」「現在のもの」「未来のもの」の3つに分かれます。過去のものは、過去の思い出に関わるもので、「かつて使っていた」楽器やカメラ、レコードやCD、本など。今は使っていないものがほとんどです。未来のものは「いつか使うかも」と思ってとっているもので、いつかお客様が来たときに使おうと、出張先から持って帰ってきた歯ブラシやひげそりが一例です。


■ビフォー&アフターを携帯写真で確認

 今使っているものを見分けるには、「今使ってる? 使ってない?」と自分の心に問いかけること。使っていないものを捨てていけば、使っている現在のものだけが残ります。捨てられない人というのは、自分への質問を「これ高かった? 高くなかった?」「まだ使える? 使えない?」と無意識のうちにすり替えて、せっかくの捨てる機会を逃していますから気をつけてください。高かったものでも、まだ使えるものでも、今使っていなければゴミと一緒です。
 今使っていないものに埋もれて生活していると、知らないうちに感性が鈍っていきます。それらを一掃して使っているものだけになると、今使っているものや時間を大切に一生懸命生きるようになって、感性も磨かれていきます。

 いざ捨て始めて、使っているかいないか迷うものが出てきたら、「保管箱」を作ってとりあえず入れるようにすると、掃除がはかどります。そのうちエンジンがかかると、ポイポイ捨てられるようになります。保管箱は、掃除をした日にちと中身を簡単に書いてしまっておき、半年後か1年後に取り出して、使わなかったものは箱ごと捨ててしまいましょう。
 どうしても捨てられないものは、携帯などの写真に撮っていつでも見られるようにしておくと、踏ん切りがつきます。
 携帯の写真は、掃除の効果を確認するためにも活用できます。私は、毎日掃除のビフォーとアフターを撮影して、ブログにアップしていますが、少しずつきれいになっていく様子を見るのは楽しいものです。しかも、初期のころのビフォー写真は、二度とその状態に戻さないための戒めになります。
 今使っていない過去のものでも、亡くなった人の思い出の品や、持っていると安心できるものは、必要なものですから捨てる必要はありません。ただ、それが段ボールなどの中に入ったままであれば、使っていることになりませんから、家の中に一カ所だけ「思い出コーナー」を作って飾っておくことをおすすめします。

 いらないものを処分できたら、次は残ったものを収納する「整頓」です。見栄えを考える必要はなく、動線を考えて便利な場所に収納するのがポイントです。たとえば、よく使うコップは、棚の奥のほうに入っていると出し入れが面倒で、出しっぱなしの原因になります。これを、自分の動きを最も省力化できる場所や方法を考えてから収納すると、ひと手間はかかりますが、それ以降出しっぱなしにすることがなくなり、結果的には掃除の効率化につながります。
「整理」「整頓」が終われば、後は「清掃」「清潔」を繰り返すだけ。同じ労力で、楽にきれいな部屋を維持できるようになります。
 職場の机や自宅のリビングなど、一カ所か一部屋なら、約3週間できれいになります。不思議なことに、どんな習慣でも3週間続けると、無意識にできるようになっていきます。まずは3週間を目標に「10秒掃除」から始めてみてください。「掃除の習慣」が意外に簡単に手に入ることを実感するとともに、自分の新たな可能性を発見できるはずです。


【掃除→生産性を上げる3カ条】
  1.「10秒掃除」から始める
  2.「今、使っているか」で判断する
  3.3週間で無意識にできるようになる


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メンタルリスクマネジメント代表取締役
日本そうじ協会理事長
今村 暁

小宮千寿子=構成





http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111127-00000014-pseven-int


中国で車にはねられ道端に倒れていた2歳の女の子が、通行人18人に「素通り」された事件は、日本でも大きく取り上げられ話題となった。だが、この事件は氷山の一角に過ぎない。もっと大きな問題が中国社会を蝕んでいるのだ。ジャーナリストの富坂聰氏が解説する。

* * *
最近でも今年7月、児童誘拐を繰り返す犯罪グループを中国公安省が検挙。拘束された容疑者は369人、保護された乳幼児は89人に及んだ。摘発された事例を見るだけでも、大規模に犯罪が繰り返されていることがわかる。

この犯罪の特徴は誘拐された子供は売買が目的のため、殺されるケースが少ない点にある。子供の奪還を目的に結成された民間団体「宝貝回家志願者協会」が2009年3月に実際に子供を取り戻した事例から、〈子供を買うのは、山東省や福建省、そして広東省の潮州・汕頭地区などの経済的に恵まれた成功者たちだったという。彼らの考え方は保守的で、子沢山こそが幸せと盲信し、女の子よりも男の子を尊ぶといった古い考え方に基づいて男の子を集めていた〉というのだ。

子供につけられた値段の相場は、〈男の子が一人2万5000元、女の子はわずか一人700元〉前後(日本円にしてそれぞれ約30万円と約8400円)というから驚きである。つまり中国の犯罪者は、わずか30万円程度の稼ぎのために死刑の可能性さえある犯罪の壁を易々と飛び越えてしまうのだ。

さて、この問題では最近、興味深い現象が話題となった。ソーシャルネットワークサービス(SNS)の普及に合わせて、かつて誘拐の被害に遭った子供の写真をある大学教授がアップしたところ、全国から「この子ならうちの近くの○○ちゃんではないか」という目撃談が相次いだのだ。いまでは毎月数十人単位で手掛かりが寄せられるほどになってきているという。

※SAPIO2011年12月7日号


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111127-00000005-pseven-pol

プロ野球巨人軍のコーチ人事をめぐりナベツネこと渡辺恒雄・読売巨人軍取締役会長(読売新聞グループ本社会長兼主筆)を公然と批判した清武英利・読売巨人軍専務取締役球団代表が、11月18日、ついに解任された。この事件は巨人軍のみならず読売グループの中にも内紛の火種が存在することをうかがわせた。

グループの中核である読売新聞社では、昨年9月から東京・大手町の本社建て替え事業に着手し、地上33階(200メートル)の高層ビル建設を進めている。人呼んで「ナベツネタワー」の総事業費は「200数十億円」(同社関係者)とされるビッグプロジェクトだ。

渡辺氏が昨年4月の同社入社式でぶった大演説が、鼻息の荒さを伝える。

「今や不滅の読売を象徴する超高層新社屋をこの大手町に建設することは、私の生涯の最後の使命である。このデフレによる営業収入減の中で無謀ではないか、との批判も出るかもしれないが、わが社の資産力、経営力からしてもいささかの不安もない」

こういい放つが、同社の不動産開発は東京だけではない。大阪では関西電力と共同で豊中市の「よみうり文化センター」を54階建てのマンションや複合施設に建て替える計画があり、総事業費は「300億円は下らない」(関西のデベロッパー)と見られている。

だが、本当に「いささかの不安もない」かは疑問視されている。新聞、出版不況はいまだ続いており、読売とて例外ではない。

読売新聞の広告収入は9年前(2002年3月期)の約1507億円から、2011年3月期は約801億円に半減している。渡辺氏が販売店の総会(今年7月)で明らかにした数字だ。

部数の落ち込みは業界全体の問題ではあるが、日本ABC協会の調査では、読売の販売部数は今年に入って1000万部を割り、さらに、「3月の東日本大震災後に10数万部減った」(同社中堅)と苦境にある。

巨人戦の観客動員減がそれに追い討ちをかける。今季の主催試合の入場者数は約272万人で昨年より24万人もダウンした。かつてプラチナチケットとして新聞拡販の切り札となった「巨人戦」は、今やダフ屋が投げ売りしている状態だ。

放送ジャーナリストの金沢誠氏が語る。

「読売グループ本社の決算(2011年3月期)を見ると、“帝国”の実情はかなり厳しいことがうかがえます。営業損益は1億800万円の赤字だが、関連会社の日本テレビが過去最高益を出し、日テレ株の配当金が入って最終損益が黒字になっている。本業が苦しいのに本社ビル建設で巨額の投資が必要な本社を、関連会社の日テレが救済した格好です」

大手信用調査機関の調べでも、読売グループの連結ベースの売上高は毎年100億円ペースで減り続けている。「巨大ビル」「買収と拡大」「何が何でも1000万部」というナベツネ路線は経営の常識からして危険であり、現場から「現実路線を」という声が出たことこそ当然だろう。

「(今年6月に)渡辺方針に背いて更迭された内山斉・前社長ら4人組にかわって抜擢されたのが、白石興二郎・現グループ本社社長ら新側近衆ですが、実は、清武氏はその中心人物の1人だった。それだけに、新側近から早くも造反者が出たことは、渡辺主筆にとってもショックが大きかったようです」(読売グループ会社の元経営幹部)

※週刊ポスト2011年12月2日号