スクランブル交差点 -11ページ目

スクランブル交差点

政治、経済などのニュースを中心にお届けしていきます。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111202-00000005-rnijugo-inet


カリフォルニア州メンロパークの新興企業Willow Garageが、家政婦ロボット「PR2」の開発を進めています。まだ開発途中ですが、現段階でも洗濯物をたたんだり、冷蔵庫から飲み物を取り出したり、食卓をセッティングしたり、クッキーを焼いたりすることができるそう。

Willow Garageは、Yahoo!Groupsの前身となる企業を創業したソフトウェア開発者Scott Hassan氏が4年前に創設した、ロボット開発を事業の柱とする民間企業です。同社は、PR2の基本ソフト(OS)であるROS(Robot Operating System)へのコード追加に力を注いでおり、1年前には1300以下だったコードを、現在は約3100まで増やしています。

また、ロボット開発のスピードアップのためにROSをオープンソースとし、ロボット研究コミュニティ内に広く配布。特に業界標準がなく、各社が独自技術で開発を推進しているロボット業界において、オープンソース化はROSを広く普及させ、いずれ標準となる可能性を秘めています。

とはいえ、ロボット開発の専門家たちは、PR2がいつ消費者市場に登場するかを言及するのは時期尚早だと慎重な構えです。最大の理由はコスト。Willow Garageが開発を希望する企業や研究機関などに販売しているPR2の基本ハードウェアの価格はなんと40万ドル(約3000万円)です。Willow Garageはもともと2本ある腕を片腕にすることでコストを下げようとしましたが、それでも28万5000ドル(約2200万円)。ROSのコード開発に協力した研究者に提示されている割引価格でも約20万ドル(約1500万円)と、一般市民には到底手の出ない金額です。

しかし、日々進化しているロボット技術を見ると、スタンフォード大学Andrew Ng准教授が指摘する通り、今後10年以内に本当に役立つ家政婦ロボットが登場するという予測にも一理あるのではと思えます。ロボットというには少々原始的かも知れませんが、実際にお掃除ロボット「ルンバ」は消費者市場ですでにその地位を確立しているのですから。

いずれにしてもロボット技術は想像以上に進んでおり、家庭内でロボットが家電のように使われる日も、そう遠くはないのかもしれません。
(岡 真由美)
(R25編集部)



http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111130-00000000-toyo-bus_all


 退職後の資産運用で浮上する問題の1つにリターン・シークエンス・リスクがあります。

 リターン・シークエンス・リスクとは、平均リターンが同じでも、リターンがどのような配列、どんな時期に発生するかで、その後の資産残高に大きな差がついてくる、ということです。

 たとえば、以下のような前提を考えてみましょう。

 今、退職後の資産運用のために、平均リターン3.5%が期待できるポートフォリオを組んだとします。もちろん、あくまで「平均リターン」ですから、毎年のリターンは平均3.5%の周りに散らばることになります。その散らばり具合がリスクなのですが、ここでリスクが8.5%とします。
 
 その意味するところは、ほぼ3分2の確率で、平均(3.5%)プラスマイナス8.5%(つまり▲5%~12%)の間にリターンが入るということです。さらに、95%の確率で、平均プラスマイナス8.5%の2倍のレンジ(つまり▲13.5%~20.5%)に収まります。

 ここに64歳で退職し、3000万円を保有している人がいるとします。この人は年金を補填するため、毎年120万円を運用資産から引き出すことを考えています。そして、この人が100歳まで生きると仮定しましょう。期待する平均リターンを3.5%、リスクを8.5%として、ここで以下の2つのケースを想定します。

■不運シナリオ

 初年度にリスク2単位分(17%)下振れ、2年目に1単位分(8.5%)下振れる。その後、平均よりは少し高いリターンを実現し、最終的には36年間の平均リターンが3.5%となる。
 
■幸運シナリオ

 初年度にリスク2単位分(17%)上振れ、2年目に1単位分(8.5%)上振れる。その後、平均よりは少し低いリターンが続き、最終的には36年間の平均リターンが3.5%となる。

 両方ともかなり極端なケースですが、違いをはっきりさせるためにこのような前提としました。簡単な試算をしてみると、驚くほどその違いが大きいのがわかります。

 80歳のときには、幸運シナリオでは最初の2年間で大きく稼いだのが効いて、約3000万円の資金が残っているのに対し、不運シナリオでは1500万円と退職時点であった資金が半分に減ってしまっています。
 
 さらに、90歳のときには、幸運シナリオでは残高が2000万円、不運シナリオでは500万円強です。そして、95歳のとき、不運シナリオでは資金が枯渇しますが、幸運シナリオではまだ1600万円弱の資金が残っています。そして、100歳になってもまだ1000万円が手元に残っている計算になります。

 この試算からも、同じ平均リターンでも、リターンがどのような配列、時期に発生するかで、後年の残高に大きな差がつくことがわかります。これがリターン・シークエンス・リスクと呼ばれるもので、これから退職者が増えるほど、このリスクへの対応が大きな課題になるものと思います。

 退職前の人で、まだ毎月の収入の一部を積立投資していく資産形成期には、それほど大きな問題にはならないのですが、退職後、定期的に資金を引き出していかなければならない資産活用期に入る人には、非常に大きな問題となってきます。

 現在、多くの方が退職者向けのモデルポートフォリオなどを示される際に、単純に平均リターンを使っての試算を示されるケースがしばしば見受けられます。しかし、これは不十分だと言わざるをえません。

 この問題を解決するために、モンテカルロ・シミュレーションと呼ばれる手法やストレステストなどがあります。
 
 しかし、たとえばモンテカルロ・シミュレーションによる精緻な計算をして、「あなたは60%の確率で大丈夫です」とコンピュータのご託宣があったとしても、あなたはそれで安心でしょうか?
 
 また、ストレステストで「最悪の事態が起これば、あなたの資産は2割減ります」と言われて、「ああ、その程度なら平気だ」と思えるでしょうか。それよりも多分、逆に、「本当にそれ以上、下がることはないのか」と心配になるのが普通でしょう。

 つまり、どれも完全な解決策とは言えないのです。結局、「資産運用に伴う不確実性が、残りの投資期間が短くなるほどよりシビアに効いてくる」ということなのです。だからこそ、加齢と共にリスクの高い資産の比率を下げていくということが必要というわけです。

 資産配分を調整するのに加えて、やはりいちばん大切なのは、毎年、資産運用計画と現実に起こったこととのブレを検証しながら、運用を続けるということだろうと思います。
 
 退職後の資金使途を、ニーズ(生活に必要なもの)、ウォンツ(余裕)、ウィシェズ(できたら欲しいもの)、ドリーム(夢)などに分類し、退職後資金の増減に合わせて、将来の支出のどの部分までが現在確保されているのか、を確認しながら、生活スタイルに修正を加えることも必要だと思います。

 たとえば、長く働く、生活費を切り詰める、持っている固定資産を活用するなど、しっかり対応をしていくことが不可欠ということです。

───────────────────────────────
岡本和久(おかもと・かずひさ)I-Oウェルス・アドバイザーズ社長






http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111130-00000005-pseven-pol


現役東大生が開発した画期的な暗算法が各界から注目を集めている。この暗算法を習得すれば2ケタ×2ケタの計算が、ラクラクできるようになる。解説本は小学生向きにもかかわらず、異例の12万部超えの大ヒット。考案したのは現役の東大医学部生だ。

「38×56は?」

この計算を暗算で、といわれたら、どれぐらいの時間でできるだろうか。いきなりいわれても、すぐにはできないという方が多いだろう。しかし頭の中に、あるプレートを思い浮かべて、わずか3秒でできてしまう暗算法が開発された。

それが“岩波メソッド ゴースト暗算”。この計算方法を習得すれば、2ケタ×2ケタの暗算が瞬時にできるようになるという。

暗算法といえば、4年前に“インド式計算”が大流行したが、インド式計算は基本的に「19×19」までの361通りを暗記するというもの。ところがこのゴースト暗算では、九九と足し算を応用するだけで、膨大にある2ケタ同士のかけ算すべてをカバーできる。インド式暗算の25倍もの計算力が身につくのだ。

暗算法をまとめた学習ドリル『岩波メソッド ゴースト暗算 6時間でできる! 2ケタ×2ケタの暗算』(小学館刊)は、今年の6月に刊行。11月6日のNHKの情報番組『サキどり↑』で特集されると、わずか2週間で12万部を超える学習ドリルとして異例のヒットになった。

「放送日と翌日だけで、3500件の書店注文をいただきました。シニア層からのお問い合わせも非常に多いですね」(小学館クリエイティブ担当者)

この暗算法を開発した岩波邦明氏は、東大医学部6年生の24歳。大学入試センター試験では900点満点中881点を獲得。50万人の受験者のうち当時90人しか突破できなかった、受験の最難関の「東大理科3類」に現役で合格している。

また、中学と高校時代には、「日本数学オリンピック」にも出場し、予選を突破し、本戦に駒を進めている。高校時代には日本古来の算数学「和算コンクール」に応募し、作製したオリジナル問題が金賞を受賞。

子どもの頃から算数が好きで、脳の働きに興味があったことが医学部に進む動機となったのだという。

昨年12月に起業し、教育コンテンツの開発、学習講座などを行なう『ルイ・イーグル株式会社』を設立。

「人様の病というものを勉強させていただく中で、ふとある時、社会の病はなんだろうと考えました。そう考えたとき、社会を変えるには、人を変えること、人を変えるには、教育を変えることだ。そう思い、教育会社を立ち上げました。

ゴースト暗算を最初に授業させていただいたのは、出版前からお世話になっていた日能研関東の小嶋勇会長のご厚意でお借りした教室での一日だけの講座ででした」(岩波氏)

その教室で子どもたちの為になるものは何か? そう思い、考え出されたのが“ゴースト暗算”だった。

※週刊ポスト2011年12月9日号