2001年10月25日に発売されたマイクロソフト社のOS「Windows XP」が、間もなく10周年を迎える。昨年11月から今年2月にかけて社団法人日本情報システム・ユーザー協会が行った調査によれば、依然としてXPを使用している企業は82%にも達しているが、マイクロソフト社が公式ブログでWindows 7への移行を推奨し、これが波紋を呼んでいる。
これは、マイクロソフト社のブログ『Windows for your Business Blog』で、同社のリッチ・レイノルズが発表した「Windows 7への移行により、Windows XPの10年を祝おう」というエントリー。レイノルズ氏は、この10年間のネット環境の進歩を振り返り、XPのインターフェース、画像管理や印刷、ワイヤレスシステムなどを賞賛してXPが優れたOSであるとアピールしたうえで、「最新の進歩に対応するためにはWindows 7が必要」と説いている。
実際のところ、Windows XPのサポートは2014年4月に終了してしまうため、XPを利用している企業およびユーザーはあと数年のうちに決断を迫られる。しかし、レイノルズ氏の指摘に対し、
多数のネット住民が
「XPの最新版を出したほうが売れると思う」
「無理にアップグレードする意味が見えない」
と、様々な理由をあげ、XPを使い続けたいという意見を表明。「変えようと思う時が替えどき」という意見も登場し、どうやらOSバージョンアップに抵抗感を抱くユーザーは、同氏が思っている以上に多かったようだ。
ただ、その一方で、
「今でも7なら十分安いだろ」
「いまXP使ってるやつってもう意地だろ」
と、既に「7」にバージョンアップしたユーザーたちからは、「7」への買い替えを推奨する意見も上がっていた。
ちなみにアクセス解析サービスStatCounterによれば、世界的には今年10月に初めてWindows 7のシェアがWindows XPを上回った。アジア圏ではまだまだWindows XPのほうがシェアが高いものの、右肩下がり。2009年10月に一般発売されたWindows 7の勢いがここにきて上がっている。
(R25編集部)
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