どうもこんにちは。
先週の土曜日は11月教室でしたが、私は名古屋で学会があり、残念ながら欠席しました。
今年度から学会などで出張が多くなり、今回はその後に、月曜日から2泊4日でフランスのパリに出張に行ってきました。
パリでは某国際機関で某会議に出席しました。
出席といっても、今回はメインテーブルではなくその後ろに座って聞いていただけですが。
行ってみて多少驚いたのは、会場にいる男性の8割くらいがネクタイをしていたことです。
Tシャツにジーンズという強者も一人いましたが、ほぼ全員がちゃんとしたスーツにネクタイです。
日本人の現地職員や官庁からの出向者の方々は当然みんなネクタイをしています。
外国の人はあまりネクタイしてない印象だったのですが、さすがに国際機関ともなると変わるのかと…。
私はいつものようにジャケパンにノーネクタイだったので、若干気恥ずかしい思いをしました。
あと、現地に行って困ったこととして、空港とか観光客が多いところを除いて、普通のお店や飲食店ではフランス語しかない、というのがありました。
当たり前といえば当たり前なのですが、フランス語がまったく理解できない私は飲食店で注文することすらできず、手も足も出ないという状態になりました。
仕方ないので、すべて同行の方と同じものをお願いしてやり過ごしました。
吃音に関しては特段何もありませんでした。
ただ、グローバルエリートとでも言えばいいのか、国際機関で働くようなレベルの人たちを見て多少思うことはありました。
彼らは、母国語に加えて英語やフランス語ができて、さらに自分の専門分野を持っています。
そこに至るためには、若い頃からかなりの勉強をして、それに加えていろんな体験、経験を積み重ねていく必要があります。
これは吃音に悩んでいる人には難しいことですね。
吃音で悩んでいるとそれに時間がとられてしまうので、トップを走っているような人たちと比べると二歩も三歩も遅れることになります。
私も彼らからすると2周くらい周回遅れという感じです。
しかし、私などはかなりましな方なんですよね。
引きこもりやニートになってしまって、スタートすらできない方も多くいると思います。
これは経済的にも自己実現という観点からも大変な損失ですね。
悩むことに終始して時間を潰していくより、その時間を使って何か有意義なことをしたほうがいい、と改めて思いました。
もちろん、吃音に悩んでいるときは、それに囚われているので、気にしないということ自体が難しいのですが…。
限りある人生ですから、時間は有効に使いたいものです。