韓国生活2年半… | 広澤草オフィシャルブログ「Soul of Sugary Toxic」 Powered by Ameba

韓国生活2年半…

ごきげんよう。少々長文になりそうです。

blogというものが、果たして現在、どれくらいの人のもとに届いているのでしょうか。

SNSが発達し、インスタがないとアウトです、くらいのことを言われて始めたInstagram。

おかげさまでなんだか少しは続いてますが、やはり頻繁ではない。

私がどちらかというと文章魔だからなのかもしれません。

もともと写真よりも文章の方が好きだったから、blogを頑なに閉鎖せずに来て、とは言いながらそんなblogも更新ペースはひどい。。
まあそもそもがズボラなのでしょう。笑

 

そんなわけで韓国生活を少しでもお届けしようと思いながら、そうもできないまま早いもので2年半が経ちました。。。

早っ。

当時の空港、こんな閑散としていて、機内もガラガラ・・・

懐かしい。

もう何年も前のことのように思うし、当時はいつになったら日常が戻るだろうと思っていたけど、今や海外旅行も完全に普通に戻っている。不思議な時間だったな。

遠い未来の子どもたちが歴史の教科書で知る世界の中にいたんだな、と改めて実感します。

 

ほんと、こういうのをリアルタイムで当時からアップできてればよかったんですけどねえ。。

あっとゆう間に時を2年半進めていただき。

 

四年制大学、先日無事に2年の後期を終えました!

残り2年、大学生活折り返しです。

こんなとこでしか自慢できないので自慢します。

初めて学期の成績オールA+を取りました!デレデレふふふふ♡

今学期の課題やプレゼン発表がめちゃめちゃキツかった分、めちゃめちゃ嬉しかったです。

国語国文学科に通っているのですが、どんなことをしてるのかというと。。

「口承文学と伝統演行」という授業で、口承文学を現代的なエンタメの出口としてどういう形で伝えるか企画する、みたいなこととか

「古典文化コンテンツと感情」という授業で、古典からつながっている当時と現代の作品をいろいろ比較して見つつ、古典作品の中から現代人から見た時にどこが理解できない点でどう脚色したらいいか…とか

「東アジア各国文化の比較理解」という授業では、過去に同じ漢字圏であった中国・韓国・日本・ベトナムの文学文化を比較したりして、その中でも伝奇小説についての描写を比較する…とか

なんだか今学期は古典寄りで余計しんどかったけど、前学期は「現代戯曲論」とか「中国の大衆文化とメディア」とか現代的なのも聞いてたんですよ。

そんなこんなで

 

ちなみに「中国の大衆文化とメディア」の発表では中国のウェブ小説の発達及びB L文化というテーマがありまして、「となりの801ちゃん」を演じた私としては全力を持ってこのテーマを取りにいってやりました。笑

こんな感じでパワポの資料を用意して発表してたりと学生やってるわけですよ。

同期はみんな若者だからテーマ選択でTikTok文化とかが人気だったんですけど、こういう時その競争に入らなくて済むというアラフォー学生の数少ない利点。

 

 

その隙間に翻訳のお仕事もいろいろしてまして、国文科の学生生活と共に、言葉に対していろいろ敏感になります。

 

今日、ようやくこちらでも公開される「PERFECT DAYS」を観てきました。

「木漏れ日」

日本語の美しさと、その独特の表現を再認識させてくれます。

そして逆も然り、韓国語にしかない独特の美しい表現もあるんです。

そういうことに触れるたびに、翻訳としては頭がハゲそうになるんですけど、素敵だなって感じます。

そして翻訳作業をしながら、時々

「え?その言葉日本語にないのぉ?」

と言われてイラッとすることがあります。笑

大体そのシチュエーションでは、相手が無駄に上から目線だからです。

その単語一つでひとくくりにするな、と。

お互い尊重し合っていきたいな、と思うしそういう感覚を持っている人と一緒に仕事をしていけば言葉なんて乗り越えられるんだと思う。

そうして実際多くの作品が国や言葉を超えて作られ、視聴されたりしていくことが、素晴らしい時代だと思うし、この機会をしっかり捉えた上で真摯に作品を作っていきたいなと思います。

 

さて。

私、これを書くにあたり、韓国に来てから何書いてたっけ?と思って数件分過去の投稿を振り返って見ていたらびっくり。

「ステイホーム」のこと「ホームステイ」って堂々と。笑

言葉を大事に、とか言いながらこんなオチ・・

 

さて、夏休み。有効に、そして今度こそ少しは更新を・・笑