80周年について

タイガースは今年 80周年を迎える。1935年 12月10日の旗揚げである。ユニホーム左袖の80の数字がその歴史を物語っている。

高校野球は 1915年のスタートなので今年 100周年を迎える。当時は全国中等学校優勝野球大会という名前だった。

大学野球は 1903年には明治・早稲田・慶應大学による3校対決も行われていたのだか、今の東京6大学の形になったのが1925年で今年 90周年を迎える。

野球界はプロ・アマを問わず節目の年である。しかしここで疑問に思う事がある。中日ドラゴンズの創立は 1936年1月15日である。タイガースは 1935年創立なので36年から・37・38と数えて今年 80周年だが中日ドラゴンズも1936年のシーズンから参加しているので 36・37・38と数えても良いのではないか、今年タイガースと共に 80周年のイベントの年ではないか、と思うのだ。

プロ野球は 1936年からリーグ戦がスタートした。つまり npb(日本プロ野球機構)の始まりは 1936年なのだ。

読売巨人軍、大東京、東京セネターズ、名古屋軍、名古屋金鯱軍、大阪タイガース、阪急軍の 7チームでスタートしたのだが名古屋軍とは今の中日ドラゴンズのことだ。

タイガースが36年から 37・38と数えるように中日ドラゴンズも36年から数えるべきではないか、と思うのだ。

ちょっと待て。また、ここで疑問が増えた。そもそも、80周年とは 80年が経過して81年目にするものなのか、それとも 79年が経過し80年目にするものなのか、どっちなのだ？

タイガースが 35・36と数えると80年が経過し81年目だ。つまり、12年10日の旗揚げだけどあと20日で36年になるが 35年から数えたのか、それとも、シーズンが36年から始まったので 36年から数えたのか、頭の中がグチャグチャになり訳がわからんようになってしまった。

よく考えれば、年齢で言えばタイガースは約 79歳と4ヶ月、ドラゴンズは約 79歳と3ヶ月だ。これでタイガースの80周年は納得できた。タイガースは今年12月10日をもって 80歳になるわけだ。つまり、タイガースは球団創立79年が経過し80年目にかけて80周年のイベントやろうとしているのだ。一方のドラゴンズは球団創立80年が経過し81年目にかけて80周年のイベントをやろうとしているわけだ。では、どちらが正しいのか、考えるところだ。まっ、知恵熱を出しそうなのでこの辺で止めとこう。

さて、昨夜の試合、岩本が素晴らしかった。何と言ってもストレートのコントロールが抜群だった。

初回の先頭打者、山田に 2-1とボール先行カウントで投げた 4球目と5球目のストレート、川端を三振に打ち取った内角ストレート、2回裏、先頭打者、雄平のバットをへし折ったストレートが圧巻だった。

後半は少しバラついたが全体的に見れば変化球も含めて球威・切れ・コントロールが素晴らしかった。

ここ何年かは伸び悩んだがやっと出てきてくれた。次回の登板も当然だが今年一年、ローテーションを守り大活躍してくれる事を楽しみにしている。

さぁ、1勝1敗で迎えた3戦目、明日から巨人戦なので勝って弾みを付けたいものである。

今日は不思議なストレートを投げる岩崎の登板である。ワクワクするような試合を期待している。