広澤克実オフィシャルブログ「トラさんのちょっと虎話」Powered by Ameba
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>
2018年06月18日(月)

お知らせ

テーマ:告知
ブログ読者の皆様、いつもご愛読ありがとうございます。
私事ながらこれから論文提出の期間に入るため、今月中のブログを休ませて頂きます。
皆様に ご迷惑をおかけする事をお詫びいたします。
2018年06月12日(火)

努力に勝るもの

テーマ:2018タイガース

「努力に勝る才能なし」

これは私の師匠でもある野村克也さんがよく使う言葉である。まさにその言葉の通り 「努力をする」という才能があれば成功者になる確率は高くなるだろう。

何事にも努力ができる人間は素晴らしい。もう56歳になった私ができる事は限られているが 若けりゃ若いほど 色んな選択肢があり、そこに「努力をする」という才能を持ち合わせれば未来は明るい。

私はこの「努力をする」という才能を伸ばせなかった。大学時代も含めて、現役時代を振り返ると、もっと努力していれば良かったと思う事が多々ある。ああすれば良かった、こうすれば良かったと悔いても悔やみきれない思いに駆られる。

年甲斐もなくこんな女々しいことを言うのは自らの恥ずべき部分である事は自覚しているが、これが何とも治らない。ただ、残りの人生は 悔いの残らない人生にしようと強く心に思うのである。

そんな中、最近、強烈に興味深い話に遭遇した。たまたまいろいろな分野の成功者に密着するドキュメンタリー番組を観ていた時である。その日はアパレルブランド「ビームス」の社長、設楽洋さんの特集だった。

その番組で設楽さんは「努力は夢中に勝てない」というご自身の座右の銘というか持論を紹介していた。彼曰く、「努力の上が夢中なんですよ。だって 努力をしてますって、ちょっと重いでしょう。でも 夢中になってますって、楽しそうでしょう」と笑顔で話していた。

なるほど!! 目からうろこである。
さらに、設楽さんは言う。「私は 今も 昔も この仕事に夢中なんです」と。それは実に楽しそうに。何とも爽快である。

その言葉を聞いて、すぐに野村さんの顔が浮かんだ。そして今度、野村さんに会ったら是非この話をしてやろう、と。

あれだけ「努力」「努力」と話していた野村さんがこの話を聞いてどんな顔をするのか見ものである。会うと必ずお説教を頂く私だが、たまにはこちらから一泡吹かせたい。努力の上がある事をお話しさせて頂き、少しだけ得意げな顔をしてみたい。

その結果どうなるかは、またこのブログ読者の皆さんにご報告します。


さて、そう言えば、タイガースの若トラ達はみんな「努力してます」っていう雰囲気を出している。「苦しい事にも耐えます」っていう雰囲気が全面に出ている。

あの設楽社長のような楽しそうな感じとは程遠い。一方で、西武ライオンズや広島カープの選手は楽しそうに野球をしているように見える。「隣の芝生は青い」かもしれないが 伸び伸び 野球をしているように映る。

是非とも、若トラ達にも野球を「夢中」でやって欲しい。彼らが楽しそうに野球をする姿が見たい。

野球にミスは付きものだ。バントミスも、サインの見落としも、エラーだってあるだろう。そんな時、暗い表情をしたって何の解決にもならない。もっと喜怒哀楽を素直に表現したら良いと思う。嬉しい時は嬉しそうに、悔しい時は悔しそうに、素直に表現する事が 応援する我々にとっても楽しく見えるのではないだろうか。

とにかく「重い」のだ。あくまで私の主観ではあるが、最近のタイガースのベンチが映し出されると、何しろ重い。

私は何もバカ騒ぎをしろ、と言っている訳ではない。

タイガースのOBの下柳剛が座右の銘としている「前後際断」という言葉がある。過去にも未来にもとらわれず、今この時に集中せよという意味で、これは沢庵禅師が説いた禅語だが これも若トラには ピッタリの言葉だ。

「失敗したら どうしよう」なんて思ってプレーしていても良いパフォーマンスができる訳がない。「打てないと2軍行きかもしれない」なんて思って 自分の力が出せる訳がない。瞬間瞬間に集中し、相手チームと戦うのだ。決して、ベンチと戦っているのではない。
まだまだ、シーズンは長い。必ず、巻き返せる。まずは 「夢中」になって野球をして欲しい。


さて、先週のタイガースは 2勝2敗。ロッテのサヨナラエラーも有り 何とか 2つ勝つことができた。ただ、「貧打」である事は間違いない。また、糸井の守備が不安定で、それに加え 雨天中止の影響も心配の種だ。唯一、先発投手陣が安定しているのが好材料だ。

そんな中、新聞には新外国人助っ人の「ナバーロ」を獲得する、という記事が出ていた。「一時しのぎ」という印象は拭えない。メディアのナバーロ評は高いようだ。

しかし、今まで前評判の悪い助っ人を獲得した事例はない。往々にして前評判は高かった。ましてやロサリオは 2月までは 最強の助っ人だと評価した評論家も大勢いる。私もそのひとりだ。

そんなロサリオがこんなになってしまった原因は 間違いなく「修正の失敗」である。調子を落とした3月初旬、何か間違った修正法を選択してしまったと私は思っている。

具体的にはあんなに左足に体重を移動してしまえば変化球なんて打てる訳がないのだ。変化球を打つ為には「ためる」「待つ」「呼び込む」という動作が必要になる。その為には右打者は右足に体重が残ってないとできないのである。

この時、左足は拇指球で地面を捉え、左足に3~4、右足に6~7の体重配分になる。この体勢で「ためる」「待つ」「呼び込む」という動作をするのだ。人によってはこれを「間」と呼ぶ。つまり、この「間」がないと変化球は打てず、ストレートしか対応できなくなるのだ。

2月のキャンプ時には確かにロサリオに「間」はあった。見事に変化球もストレートも打っていた。そのことはキャンプを見に来たファンの方々も ご存知だろう。

ところが 3月の中旬にはその「間」は無くなってしまった。もう一つ付け加えれば、この「間」というのは左打者より右打者の方が重要なのだ。左打者は入ってくるボールが多く、右打者は逃げるボールが多い為、この「間」が左打者より重要なのである。

ロサリオには 何としてもあの「間」を取り戻し、2月のようなバッティングをして欲しい。それができれば、まだまだ、優勝はあるのだ。これだけ 先発投手陣が安定しているのだ。日本一だって 大いにあり得る。

確かに「ナバーロ」が、かつてのヤクルトの助っ人、「ボブ・ホーナー」クラスの実力があるというのならば、話は別なのだが……。そこまでは期待できまい。

兎にも角にも、若トラには「夢中」で野球をして欲しい。今週のタイガース、週末にイーグルス戦がある。イーグルスには、大変申し訳ないが ここで3連勝すれば、交流戦最下位は無くなるだろう。

低レベルな話だが最下位だけはなってくれるなと密かに願っているのだ。そして、日ハム戦の初戦の先発は「斎藤佑樹」だという。今週のタイガース、大いに期待している。

2018年06月05日(火)

心優しい先輩に

テーマ:2018タイガース
私は 1985年にヤクルトスワローズに入団した。
1985年といえば、タイガースが21年ぶりのセリーグ優勝で大いに盛り上がった年でもあった。実際、優勝を決めたのも神宮球場で 私はその瞬間を 1塁ベンチの中で見ていた。

その頃のスワローズはというと、万年Bクラスという状況で共に低迷していた大洋ホエールズとライバル関係でそのホエールズに負ければ最下位という低レベルの争いをしていた。

当時のスワローズには 私も含めて「若手」と呼ばれる選手が たくさんいたのだが そんな若手にだってスランプがある。そして何人かが調子を落とすと、当時のコーチ達はきまって「お前ら、足腰が弱いんだ、走れ!」と言い、即興のミニ・キャンプが始まる。

ホームゲームだと早出で13時頃からそのミニキャンプは始まり、ただひたすら、ダッシュである。球場のライトポールからレフトポールまでの往復をインターバルで永遠と走らされるのだ。さらにその途中に腹筋と背筋のトレーニングもこなし、もうバッテッング練習の時にはクタクタでまともにバットが振れない。

16時にはビジターチームに球場を開け渡さないといけないルールなのだが だいたい相手チームは 15時20分過ぎにはレフトポールの入り口から入ってくる。私がポールからポールのダッシュをしていると相手チームが球場入りするのだが その相手の選手から「お気の毒」とか「よう、陸上部」とか言われ、からかわれるのだ。

ただ、そんな中にも親身になって心配してくださるベテランの選手もいらっしゃった。当時、連続試合出場の記録を更新していたカープの衣笠祥雄さんがその1人だ。

衣笠さんからは「トラちゃん、そんなに走ったら 試合に集中できないよ。俺が ヤクルトのコーチに言ってやるよ」と 声をかけて頂いたのに 私が「衣笠さん、それはやめて下さい」とお願いしたのである。すると、「そうだな、お前の立場も あるしな。 でも、何かあったら言ってこいよ」と温かい言葉をかけて頂いた。今でも鮮明に覚えている。

雲の上の存在だった衣笠さんに 声をかけて頂いた事だけでも感激だったが それ以上に私のような新人にまで心配して下さった事に感謝の気持ちで身体が震えた。それ以来、カープ戦ではまず 衣笠さんを見つけて 挨拶する事が 私のルーティーンになり、行くと ニコッと笑う衣笠さんの笑顔を見るのが たまらなく 嬉しかった。

結局、何のお返しもできないまま、今年の4月、71歳という早過ぎる年齢で他界された。悔やみきれない思いもあるが、心から、衣笠さんのご冥福をお祈りいたします。


さて、先週のタイガースは 1勝5敗。交流戦前の5連勝がぶっ飛んでしまった。「打てない」「守れない」「それでは勝てない」だ。

以前のブログにも書いたが、野球はミスをした方が負けではない。ミスを取り戻せない方が負けなのだ。

野球には たくさんのミスがでる。打ちミス・投げミス・走塁ミス、捕球ミスなど たくさんのミスがでる。一番カッコ良いのはミスをした当事者が取り返す事なのだろうが、本人が取り戻せない場合はチームの誰かが取り返せれば良いのだ。このようにミスを取り返す事を「バウンスバック」と言って 要はそれができるチームは強いのだ。

しかし今のタイガースには「ミスをしたらダメだ」という空気が流れていて、まっ、そのような指導もしているのだと思うが、そのせいで選手の動きを硬くしている。そしてその硬さが新たなミスを生み、その事でベンチの空気が悪くなる。

ミスをした当事者に罪悪感が覆い周りにもネガティヴなマインドが支配し、ミスを連鎖させる。つまり、ミスを怖がってミスを犯すのだ。これは最悪の負のスパイラルだ。

私は何も大いにミスをしなさい、と言っている訳ではない。ただ、一生懸命プレーした結果のミスならば、それは ただの「下手くそ」という事で練習するしかないのだ。若トラが犯すミスのほとんどが技術不足によるもので 決してケアレスミスではない。だったら、そのミスを取り返すしかないのだ。

若トラを起用すれば、ある程度のミスを犯すのも織り込み済みではないだろうか。「下手くそ」の要因には「指導力」もある訳で 全て選手に非がある訳ではない。

例えば「外角のボールになる変化球を振るな」と指導しても 振ってしまう事がある。口で言うのは簡単だ。大事なのは その方法論だ。間違った方法論では 何の解決もしない。

「ダブル・プレーは確実に取れ」これも口で言うのは簡単だ。しかし植田 海だって こんなに一軍の試合に出るのは初めてで しかも シーズン当初は 代走要員程度にしか構想に入っていなかった選手だ。そんな選手に懲罰的な交代をしてしまっては 今後の彼のプレーを硬くしてしまうのではないか、と心配している。

そんな中、明るい話題もある。陽川だ。実は彼が チームの雰囲気を変えられるのではないか、と期待している。陽川が加わった事で打線が活発になり、結果、チームを変えられるのではないかと期待しているのだ。

大山・中谷・陽川と右の3人トリオが打ち出せば、まだまだ、優勝は狙える。右投手だろうが左投手だろうが 是非 陽川を起用して欲しい。

起死回生の逆転優勝は 陽川含めた右のトリオ、それに加えて藤浪にかかっている。今週の陽川の活躍を大いに期待し、また、楽しみにしている。

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

Ameba芸能人・有名人ブログ

芸能ブログニュース