9月26日に 52歳という若さで 香川伸行さんが他界された。

香川さんとは 月に 何度か コナミのドリナイSSというイベントで一緒に仕事をさせて頂いていたが 突然の訃報に驚いてる。

香川さんとは よく話をさせて頂いてた。野球の事は もとより、ソフトバンクのチーム事情、また、香川さんが透析をしていると聞いて その事も聞かせて頂いた。

透析には 4・5時間ぐらいかかり 私が「そんなに長く ベットの上で、じっと寝てるのも 寝ているだけで たいへんですね」と言うと、香川さんは「残り、1時間が しんどい」とおっしゃっていたのを思い出す。

学年は 香川さんの方が1つ上だが 同じ52歳だ。身近な人が 他界されると 死ぬことを現実的に考えさせられる。そして、改めて生きることの素晴らしさと生かされている事への感謝の思いがこみ上げて来る。

残りの人生を 大切に生きよう、そんな思いだ。香川さんのご冥福を 心からお祈り致します。


さて、昨夜の試合、1球が流れを変えた。この1球とは 27日の試合での1球ではない。26日の広島戦、6回裏、マートンの安打で得点し 1-3 となり なお、1死 1・2塁で 福留が打席に入り、カウントが2ボールとなり 戸田が投げた3球目のストレートの事である。

外角のストレートが 甘くなり それを見事に 福留がセンターバックスクリーンに運んだ。なぜ、ストレートという球種を選んだのか なぜ 外角だったのかは 広島の捕手、石原に聞かないと分からないが この1球が 昨夜の結果に繋がっている。

昨夜の5回裏 1死で、岩崎に代打を送った。たまたま 本塁打が出たので「結果良し」だが、この采配には 首をひねる事ばかりである。

8回裏、0死 1塁で 鳥谷に バントのサインを出したが 鳥谷のバント能力から考えれば 偶然 成功する時もあるだろうが たいがいは 昨夜みたいに失敗する事が多いだろう。

そして、カウントが追い込まれた時、ヒッティングに変えても 良い結果など出やしない。

勢いや流れが良い時は それでも チームが勝利する時もあるが 長続きはしないのだ。

福留の一発で チームが勢いに乗り、采配ミスなど その勢いに?まれる、そんなイメージだ。

一方、流れが悪くなったカープは 守護神のミコライオにアクシデントが襲った。悪い事は 重なるものだ。捕手の会沢の復帰が待たれるところだが 悪い流れを止めることは 相当 難しい。

これでタイガースは 諦めかけていた 2位が現実的になった。明日からのDeNA戦は ブランコがいない。これも 「流れ」なのか、風がタイガースに吹き始めたことには 間違いない。

ただ、心配なのが 「采配」である。この風を 活かして欲しいと願うばかりだ。