そう言えば 昨年のこの時期も「4番鳥谷」を頑なに続け 9月の成績は 10勝18敗で、2位という順位以上に敗北感があった事を思い出す。今年は 「1番マートン」に固執しそうだ。
もはや、「ご勝手に」というところか。

今の戦いぶりから想像するに、今後、和田監督の続投か否かがマスコミを騒がすことだろう。続投なら問題ないが、そうでない場合、巻き添いをくいたくない人達が必死に延命に走るのだろう。

そういう人というのはすべての責任を和田監督に押し付け、ケロッとした表情で 何事もなかったかのように次の監督に仕えるのだ。

そして、マスコミは次期監督候補をああでもない、こうでもない、と取り上げる。ファンとして見れば 毎度の事とはいえ、うんざりする。

しかし、タイガースという組織は そうまでしてしがみ付くほど 居心地の良い所なのか?私にはさほど魅力に思えない。むしろ、あの中にいると野球が嫌いになるのではないか、という感情にさえ駆り立てられる。

ある古参のタイガースのOBが「あいつは タイガースでメシ食ってんのに タイガースの批判しやがって!」と タイガースを批判したタイガースOBの解説者に激怒していた、という。

呆れてものが言えない。ちなみに その怒られたという人物は私ではない。仮に 私であったとしてもそれはそれで 構わない。そうなれば、受けて立つだけである。

しかし、「タイガースでメシ食ってる 」という表現がどうにも気に食わない。おそらくその激怒したOBにはタイガースでメシ食ってる感覚があるのだろう。私には 理解できない不思議な感覚だ。

とにかく、こうしてついつい、愚痴っぽくなってしまうのは 巨人との3連戦3連敗が原因だ。その前の中日戦を含めれば 6連敗で とうとう 巨人とのゲーム差も 7.5ゲームと あっという間に終戦を迎えてしまった。

これだけの戦力がありながら 力を一つに結集出来ないのは 情けない限りである。このままなら ファンが離れていくだろう。

「最近、野球を見なくなった」と、先日、大阪のタイガースファンにおもむろに言われてしまった。私が「どうして ?」と聞くと、その方は「タイガースが嫌いになったわけではなく、興味が無くなった」と答えた。

由々しき事態である。

なんとか、野球離れというか、タイガース離れを阻止したいのだが これを食い止める為には 肝心のタイガースに良い試合をしてもらわないと どうにもならない。

優勝する事も大切だが エキサイティングな面白い試合をする事も大切である。「つまらな野球」から 早く 脱却して欲しいと祈るばかりである。