一般的に 「配球や采配に正解は無い」という人がいるが 私は 正解は「有る」と思っている。

何より私は「結果」が、すべてだと思う。なので結果が悪ければ 正しくない選択をしたという事になり 良い結果なら正しい選択をしたという事になると思っている。

たまに 「結果良し」の時も有るが 大抵は 結果から判断されるものと思っている。答えが無いものをあーだこーだ考えるのはナンセンスだ。正しい答えが有ると思うからあーだこーだと考えるのだと思う。

昨夜の試合、4回の攻防が明暗を分けた。0死 1・2塁という同じ場面で かたや送りバントをしたチームと、流れや勢いを大切に強行策を取ったチームで明暗を分けた。

6日の試合で 福留にバントのサインを出さなかった事を後悔して その事が原因で7日の試合でバントのサインを出したのならばそれは大きな間違いだ。

その場その場のシチュエーションにで臨機応変に対応してこそリーダーである。冒頭に書いたように 良かったか・悪かったかの判断は すべて 結果から逆算されるのだ。

結論から言えば あのバントがすべてだったと思う。

8・9番に期待を掛けて 前の打席でヒットを打っている7番打者にバントをさせた作戦が敗因である。

「配球を読まれている」と3試合で31得点された事を嘆くなら そうなる前に配球を教えてあげればいいものである。

試合の途中でもアドバイスは出来たハズだ。敗戦には 必ず原因がある訳で 謙虚にその原因を突き止め 反省する所は反省し、改善する所は改善する。このような行為が次に繋がるというものだ。

あれではあたかも、1年目のルーキー捕手の配球が 3試合で31得点の原因で有るかのようにも聞こえる。

いずれジャイアンツは落ちてくる。昨日も書いたが今年は 千載一遇のチャンスである。クライマックスシリーズを勝ち抜き、日本一になる為にも 謙虚な現状分析をして欲しい。

今日からの試合、「日々新たなり」、昨夜の大敗を切り替えて 頑張って欲しい。