最初に いつも私のブログを読んで頂いたり、また、コメントしてくださる皆さんに お礼 申し上げます。

私の評論に賛否両論ある事はわかっております。 このブログでは私自身の野球観を全面に出す事をモットーに書いています。だからと言って、私の野球観が 「すべて正しい」などとは思っていません。

ただ、「間違っている」と思った事は 批判を恐れず 「間違っている」と指摘したいと思います。ですから、皆さんも 広澤が「間違っている」と思ったら 遠慮なく指摘して下さい。

そんな中、 ロンドンさん、~ed 受身形(受動態)の件 勉強になりました。ありがとうございます。

さて、昨日の試合については2つのテーマ、マートンのタックルと敬遠についてコメントしたい。

まず、マートンの相川へのタックルだが、以前にも書いたが ケガをした田中にも相川にも家族がいて生活がある。田中はようやく マートンのタックルで負傷した肩が治って復帰したばかりだ。彼はあのタックルでシーズンの大半を棒にふったのだ。

昨夜のマートンのタックルは タイミングが 完全にアウト、つまり体当たりをして落球させる目的のタックルだ。捕手がホームベースをブロックをしていたのでタックルしたのではなく ただ単純に落球させる為のタックルである。

これはルール違反かどうかの問題ではなく フェアかアンフェアかの問題である。そして、モラルの問題だ。ラグビーじゃないんだ。あれがフェアだと言うなら、5月に 田中をケガさせた時に マートンがヤクルトに謝罪したが あれは何の謝罪だったのかということだ。

これは 教育である。

タイガースのコーチが ちゃんと教育してないから 同じような事が起こる。言っても分からないのかもしれないが ちゃんと指導し これを 最後にして欲しい。あまりにも後味が悪すぎる。

次に「敬遠」についてだが、昨日もブログに書いたが 「敬遠」するシチュエーションはある。どのタイミングか、といえば、点数差・イニング・次打者などを考慮するのだが 昨夜は タイガースからすれば 仕方のない「敬遠」だったと思う。

2死 1・2塁、初球がワンバウンドになり2・3塁と1塁ベースが空いてしまった。これは ひいき目でも何でもなく タイガースサイドからすればセオリーに則った作戦だろう。0-2とビハインドのチームならそうせざるを得ないだろうし、これには ヤクルトサイドも納得していると思う。

ただ、タイガースが 2・3塁になっても勝負していればカッコ良かった事は間違いない。ヤクルトも今後は バレンティンの打席では 場面によっては進塁しない、って事にしておかないと 再びこのような事が起こる。それだけ2死 1・2塁という場面と2死 2・3塁という場面は 違うのだ。

さて、どうやら、雨があがったようだ。予報は悪いが、これなら やれそうだ。タイガースがフェアに戦ってくれる事を願って 今日も 神宮に バレンティンのお面を貰いに行くとするか。