3タテ、やるのは難しいが やられるのは簡単だ。いとも簡単に歯車が狂い、 いとも簡単に盤石だった中継ぎ陣が崩壊した。

タイガースの一番の武器は 先発投手陣だ。この武器を 生かすも殺すも 打撃陣であることは言うまでもない。

昨年は その打撃陣が まったく機能せず 5位に甘んじた。今年は ぼちぼち機能していたので それなりの順位にいる。

その打撃陣の中心選手だったのは 西岡とマートンだった。昨日もブログに書いたが 人間だから好不調はある。早く、調子を取り戻して欲しい。

しかしながら、好不調は 仕方がないとしても プロなのだから最低限、試合に望む姿勢は見せて欲しい。怪我で試合に出られなかったり途中退場してしまうのは仕方がない。問題は「どの程度」で、休んだり途中退場しているのか?だ。

そうやすやすと「全然、大丈夫。明日は出場出来る」とか「大事をとって」とかで試合を欠場するのは いかがなものかと思うのだ。

曲がりなりにも何千万、何億と貰っている選手が簡単に試合を欠場するのは責任を果たしているとは言えない。もちろん、無理に出場して怪我を長引かせては 元も子もない。そのさじ加減は難しいが どうしても 私には そこが釈然としないのだ。

試合に出て、次は休んで、また試合に出て、休んで…。まるで カスタネットのリズムみたいだ。

長いシーズンだから連敗もあるだろう。調子の良し悪しもあるだろう。しかし、重要なのは最善を尽くしているか、である。

最善を尽くしていれば ファンも納得する。プロゴルフの青木功さんが よく口にする「しゃんめー」だ。どんなに最善を尽くしても結果が悪い時もある。そんな時、青木功さんは「しゃんめー」と口にするのだ。千葉弁なのだが「仕方ない」の意味だ。

勝負の世界だ。勝つ時もあれば負ける時もある。ただ、負ける時はせめて「しゃんめー」と言える試合になって欲しい。