前日のマエケンが良かっただけに、大竹には酷だが、タイガース打線にとっては、非常に与し易い相手だった。
加えて、大竹自身が、先日の藤井へのデッドボールの影響もありシュートを使いづらくなっているだけに、尚更だ。

昨日の久保のデキからすると、初回の2点でも十分だった程である。

只、初回、新井のサードゴロを堂林が5-4-3と処理していたら、その後のブラゼル・金本の連続タイムリーがあっただろうか?
何故、堂林はベースを踏みに行ったのだろう?と考える所はあるが、それ以外はタイガースの快勝だった。

広島はチーム全体の調子も悪く、主砲の栗原をも欠く状態である事を考えれば、タイガースとしては、今日は、是非とも、試合をしたいところだ。

ここは、阪神園芸さんに頑張ってグランドを整備して頂きたい。



(野球評論家)
広澤克実