先月の上旬に、いわゆる婚活アプリで知り合った同じ歳の女性と当初いろいろやり取りをして、LINEで更に詳しくいろいろ伝えたところで、私の持病のことがこんなに重いモノだと思っていなかったようで、「いろいろ聞いているうちに無理だと思って、お互いに負担になる前にきちんと言った方がいいと思って、本当にごめんなさい軽く考えていました」と1度は断られた女性がいたのですが、私も最後に彼女に、「何かキツかったらいつでも愚痴言いに来てね」とLINEを返して、そのままになっていました。

すると一昨日、「もうすぐ手術でしたよね?大丈夫ですか?」とその女性からLINEが来ました。

気にかけてくれてありがとうと答えて、少しやり取りをして、頑張ってねと言われて、本当に有難いなぁと思っていました。

すると、今日もう一度LINEをくれて、少し話をしたいとのことだったので、ついついLINEで小一時間くらい、長々とやり取りをしていました(汗)。


彼女から、私の状態を詳しく聞きたいと言うので、隠すことは何も無いので、全て話していたら、私のことが気になると言ってくれました。

それで、いろいろお互いの話をして、冗談も言えるようになってきて、また夜LINEしてくれると言ってくれました。


手術まで1週間、来週月曜日の今頃はまだ手術中かもしれません。

本心を言えば不安です。

しかし、残りの人生を少しでも元気に過ごすために、手術を選んだのですから、主治医に頑張ってもらうしかありません。でも話し相手もいなくて、感情を共有する人がいないのは本当に寂しいモノです。今日は娘の20歳の誕生日でもありますが、連絡すらつきませんから、寂しい気持ちでいっぱいです…

手術は、5時間以上かけて慎重に少しずつ第5頚椎を削って、そこにある靱帯骨化を浮かせて切除すると言われていますし、挿管して翌日か翌々日まで呼吸の安定や頚部の状態を観察してから麻酔から覚めても挿管していると言っていたので、来週の今頃はまだ全身麻酔中でしょう。そして目が覚めた時に下半身の感覚があるのか、動かすことができるのかで、手術がどうだったのか大体解ります…

失敗していれば、感覚もないし動かすことも出来ないと思います。20から30人に1人不幸にもそういう状態になる現実はあります。3〜5%の確率です…

結構な確率で下半身不随になる可能性はありますが、放置していれば確実に待っている結果です。

それが遅いか早いかの違いなのです。しかも、遅くなればその分リスクは上がり、手術は無理になると思われます。

だから、今やることを決意したのです。今ならまだリハビリをしたり、車椅子に慣れたりする体力や気力があるからです。これが5年後や10年後では、本当に厳しくなります。

後悔しないための決意です。


話は戻りますが、LINEをくれた女性が私に対して優しく接してくれるだけで、本当に癒やされますし、不安が減ります。

情けないようですが、人間自分では如何することも出来なくなると、人の優しさが本当に有難いモノだとわかるのです。

仮に彼女が、私の手術の結果によってお付き合い出来ないと言ったとしても、それは当然のことなんです。それを承知で付き合うなんて、普通に言える事ではありません。既に付き合っていたり夫婦だったとしても、それが原因で別れることになるような現実です。

ここ最近、ずっと一人で居て判ったことは、どうなるか判らない人間と直ぐに付き合える人なんていないんです。不安で仕方なくなるのが判っていて、自らその道を選ぶ人なんていません。

ただ、私の不安な気持ちを気にして連絡くれたことが本当に嬉しくて、感謝しています。

今日、LINEをくれていなかったら、私は今の不安な気持ちを堪えられたか解りません。

今だけでも助けてくれただけで、充分に女神様です。

私の気持ちを聞いてくれて、力を抜いてくれて、本当に感謝しています。


出来ることなら、手術が上手くいって、本当にお付き合い出来たら、もっと気持ちが楽になるだろうなと思いながらいるだけでも、手術までの1週間を耐える力になります。


どうなるかは判りませんが、彼女に対しては感謝しかないですね。一時でも気を楽にしてくれたのは事実ですからね。

あとは、全て神のみぞ知るですが、私はできることを頑張るだけです。


人間は弱い生き物ですから、気持ちの持ちようだけでも、本当にいろいろ変わるんです。それが人間だと私は思います。


ありがとう。