実はシランを改良するのにどうしてもやっておかないといけないことがある。
それは1日でも花を長持ちさせること。
シランの原種では雲南小白笈が2日、他のどの原種も3日、とても短いのです。
今までどう交配しても越えられない壁のようなものです。
そこで、冬の間四倍体を作る工夫をしていました。
単純に考えて4倍体になると花ももう少し豪華になって3日→4日になるのではないかと思っています。
皆さんはたった1日だと思われるかもしれませんが、僅か1日伸びるだけでも随分変わるようです。
実は属間雑種を作ってみたことがあるけどやはり3日でした。
植物の4倍体で中でランの仲間のが一番作るのが難しいようです。
冬の間の試行錯誤でした。
結果がこんな感じで出てきました。
これは微妙なところでしょう。
こちらは成功しているかもしれませんね。
これから少しずつ結果が出てくると思います。
上手くいってほしい。