バンバラマメを収穫しました。 | hiroの日記

hiroの日記

園芸を中心としたお話です。

バンバラマメはアフリカの作物栽培が困難な地域と東南アジアの一部でしか栽培されていない豆です。そう聞くとあまり美味しくないので、栽培される地域が限られているのではないかと想像しがちですね。日本に持ち帰ってこられた方のお話では「美味しかった」とのことでした。日本ではほとんど栽培されたことがないようなので、栽培方法(いつ種を播くとか、種の深さ、間隔、土壌等々)が何もわからないまま手探りの栽培を始めました。
種を播いて10日目から発芽し始めました。


豆の大きさに比べてとても小さな芽だったので、大丈夫だろうかと不安になりました。


それでも少しずつ大きくなり、発芽から40日くらいで、初花が見られました。


可愛らしい花でとても感動しました。

花を咲かせながら大きくなり、


花も毎日のように見えました。


10月初めの写真です。
砂地






砂地の場合はたくさん生えた中の何株かぐらいしか大きくならなかったのに対し、土の場合は播いた時期が半月遅かったにもかかわらずどの株も見事に大きく成長しました。


試し掘りをしました。



洗って




茹でたのを食べました。
確かに美味しかった!
落花生よりも皮がむきやすく、枝豆よりも収穫や調理が楽なのが更によかった。

つい最近収穫してみたのですが、土栽培では11月初めの収穫が良さそうです。


落花生と同じように地中に潜るのですが、地中ではこのようにペアでいるようです。

こんなに収穫できました。



中には


落花生のように一つの莢に2つ入っているのもありました。

最近落花生で黒いのが出始めましたね。


実はバンバラマメでも見つけたので増やしました。
ポリフェノールたっぷりのバンバラマメです。

美味しくて栽培しやすいので、地域の特産になればと思っています。
実は豆が地中に潜らなくても豆の大きさに変化が無かったのです。豆が地上にあると、収穫がもっと楽で、土で汚れず綺麗なままなら直売所やスーパーでも販売しやすいのではないかと考えています。なので、来年は栽培方法の工夫をしてみようと思うのですが、そうなってくると害虫との戦いになるでしょうね。いろいろ考えていても始まらないので、とりあえずやってみます。

栽培面積が増えて順調に収穫できれば、茹でて枝豆感覚で食べられるビールの友になりそうですよ。