今年も、春のトリオのコンサートに、出演させていただきました
ヴァイオリン:瀬川祥子さん
チェロ:横坂源さん
お話は、主催のサロン・ド・ソネットの、齋藤京子さん
カフェ・ド・ラペ(大阪)と、イタリア文化会館(東京)での公演です
瀬川さんと
バッハのG線上のアリアと、クライスラー作品
横坂さんと
カサドの親愛なる言葉、アザラシヴィリの無言歌とサン=サーンスの白鳥
ピアノソロは
ショパンの、アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
そして3人で、
ブラームスのピアノ三重奏曲第1番から第1楽章、ラフマニノフのヴォカリーズ、マスカーニのカヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲
を演奏いたしました
第一線で活躍されているお二方との共演、とても幸せでした
曲のイメージやテンポ感など、お互いの呼吸を感じたり、話したりしながら合わせをしていくのも楽しく、リハーサルからすごく勉強になりそして、おふたりのお人柄もとても素敵で、心弾む時間でした
瀬川さん、横坂さん、本当に素晴らしかったです
企画をしてくださり、当日お話をしてくださった齋藤さんには、大変お世話になりました
齋藤さんは桐朋学園の大先輩で、出演者全員が桐朋出身ということもあり、桐朋にまつわるお話・曲目について・私たち奏者のことも、お客様にわかりやすくお話しくださいました
今回の演奏会では、ソロ・デュオ(伴奏)・トリオと、いろいろ演奏させていただき、それぞれ違ってとても充実していました
ピアノソロの、ショパン「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」は、リクエストいただき、今回初めてのチャレンジドキドキしながら本番に臨みました
難しい曲ですが、弾いていくうちにどんどんこの曲の魅力を感じるようになっていきましたまたいつかステージで演奏できたらと思います
3度目の訪問となる大阪のカフェ・ド・ラペでは皆様がいつも歓迎してくださって、感謝しています
天井が高く、ガラス張りの開放感のある空間で、貴重なベーゼンドルファーのピアノでの演奏も、うれしかったです
6時からの演奏会で、景色がだんだん薄暗くなっていくのもステキな雰囲気でした
東京・九段下のイタリア文化会館の皆様にも、大変お世話になりました
赤を基調とされている、印象的なスタイリッシュな外観で、
響きの良いホールに、会場にぴったりのファツィオリのピアノリハーサルから本番と、だんだん馴染んでいって、気持ちよく弾かせていただきました
弦楽器も、ホールとの響きの調和が美しく、3人でのアンサンブルも楽しかったです
両日とも寒く、あいにくの天候になってしまいましたが…ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました
公演に関わってくださった多くの方々に、心から御礼申し上げます
サクラが少しずつ咲き始めていますね
みなさまにとって、素敵な春になりますように
すせき ひろこ