3月26日、加賀町ホールでの「風の賦 夢幻Concert」で、ヴァイオリニスト上原美喜子さんと演奏させていただきました
延期になっていた公演で、上原さんともお久しぶり
上原さんの、ピュアで、優しく柔らかく心地よい音
お人柄がにじみ出ますね
さらに今回は、ストラディバリウスを貸与されての演奏会、ますます音の深みも増して、お客様にもお楽しみいただけたことと思います
今回は、3曲ですが、内容の濃いプログラム
シューベルト:幻想曲 ハ長調
バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番より「シャコンヌ」
ショーソン:詩曲
シューベルトの幻想曲は、音楽的にも技術的にも、大変奥が深く、この曲で始まるのは、なかなか難しいですが…本番はホールの素敵な響きに助けられながら演奏することができ、感激でしたシューベルトのエッセンスがたくさんつまっていて、約30分の旅をした気持ちです
冒頭から、なんという美しさ…
これからも何度も弾き続けていきたい作品です
そして、上原さんのバッハ、絶品でした
このようなご時世、バッハもシューベルトも、本当に心にしみますね
上原さんが奏でられる美しい音無理のないフォームや奏法、見習いたいなと思いました
ショーソンも、お客様が集中してお聴きくださり、演奏している私たちの気持ちも、さらに高まっていきました
アンコールには、愛の喜びなどのヴァイオリン人気小品
お客様にたくさんの拍手をいただきました
ご来場くださいましたお客様、本当にありがとうございました
感染対策にも充分に気を遣い、延期公演を開催してくださった増田さま、お世話になりました方々に、心から感謝いたします
上原さんと終演後に
すせき ひろこ