新年度も二週間が過ぎましたね
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
9日(金)は、寺下真理子さんのコンサート
「本と音の金曜日」 朗読と音楽の物語 vol.2 雨ニモマケズ
に出演させていただきました
前半は、「情熱大陸」のナレーションをされている、窪田等さんの朗読と、ヴァイオリン&ピアノのコラボレーション
後半は、三味線の尾上秀樹さん、筝の大川義秋さんとのコラボレーション
という、豪華なコンサートでした
窪田等さん、初めてお会いした時から、ああ、テレビでお聞きするあのお声と感激しました
このコンサートの幕開け、寺下さんをイメージして書かれた詩を、窪田さんが舞台袖で朗読されました演奏は、ファリャのスペイン舞曲
そして、いよいよ窪田さんが舞台にご登場です
宮沢賢治の「永訣の朝」、「銀河鉄道の夜」(抜粋)、「雨ニモマケズ」を朗読してくださいました
温かなお声での、情景が浮かぶような語りその世界に導かれていき、演奏しながら、心揺さぶられました
どのようなタイミングで、朗読と音楽が一緒になったり・受け渡されたりすると、お互いが生きるのか?テンポや音量バランスは?などなど、リハーサルで試行錯誤していくのも、この会ならではその過程も、すごく楽しみました
「G線上のアリア」、「ラヴェンダーの咲く庭で」、ショパンの「ノクターン」など、真理子ちゃんの選曲どれもが、宮沢賢治の物語の雰囲気にピッタリ
そして照明も、物語によってガラッと変えてくださって、この世界観がとても引き立ちました
本当に、感動的なコラボレーションでした
後半は、
大人気の和楽器奏者お二方・尾上秀樹さん(中棹三味線)と大川義秋さん(筝)とともに
春の海や、さくらさくらなどの日本の曲と、ヴィヴァルディの四季より、そしてチャールダッシュ(辻田絢菜さんの素敵な編曲!)を演奏しました
それぞれの楽器の魅力もお楽しみいただきながら、箏・三味線とヴァイオリン・ピアノの融合まさに、和洋折衷ですねお客様と、この貴重なコラボレーションのワクワクを共有できて、うれしかったです
寺下さん、尾上さん、大川さんの当意即妙なトークも、かなり盛り上がりました
プログラム最後は、ヴァイオリン&ピアノで、ラヴェル:ツィガーヌ
アンコールは、窪田さんに再びナレーションしていただき、真理子ちゃん作曲の「Home of spirits」を
おかげさまで、大盛会となりました
この日のコンサート、もちろん事前に綿密なリハーサルをしましたが、その場でのやりとりが刺激的で、本番のライヴ感あふれる舞台となり、とても楽しかったです
新年度が始まってすぐのお忙しいところ、そしてなかなかおさまらないコロナ禍の中、ご来場いただいたお客様、本当にありがとうございました
ひとつの公演を行うのは、本当にたくさんの方々のお力のおかげで成り立っているんだと、あらためて感じた本番でした
支えてくださった皆様に、心から感謝申し上げます
真理子ちゃん、今回も後半は着物ドレス!素敵でした
それでは皆様、良い週末をお過ごしくださいね
すせき ひろこ