少し前になりますが、群馬の高崎「ガトーフェスタハラダ」でのコンサートに出演させていただきました
チェリスト伊藤悠貴さんとの久々の共演でした
バッハの無伴奏組曲の4番と、
アイアランド:チェロソナタ
ショパン:チェロソナタ
ジョン・アイアランドというイギリスの作曲家、ご存知でしょうか?
1879年生まれなので、ラヴェルや、バルトーク、ストラヴィンスキーなどと同時代、そして滝廉太郎と同い年のようです!
この曲は、フランス的なところも感じられる、お洒落で美しいハーモニーと、頻繁に変わる拍子が特徴的チェロパートの充実はもちろん、彼自身が名ピアニストだったようで、技巧的なところもあり、それほど長くはないですが、かなり弾きごたえのある作品でした
日本でほとんど演奏される機会はなく、私は伊藤くんに教えてもらうまで未知の作曲家でしたが、このチェロソナタを演奏することができてうれしかったです
そしてショパンのチェロソナタは、ああやはりショパンという華麗なピアニズム叙情的な美しいメロディー、マズルカのリズム、きらびやかさも・・・
晩年の作品ということもあり、ショパンのエッセンスが詰まっているように感じられます
とっても久しぶりにこの曲を演奏して、またショパンの魅力に惹かれました
なんと8月には完売だったこの演奏会
伊藤くんは、今までも何度もこのブログでご紹介しているように、若手大人気チェリストで、テレビ出演や、海外・日本全国での演奏で多忙な毎日を送られており、最近ますますパワフルになられているように思います
指揮者としての活動もされていて、演奏の構成力も素晴らしく、勉強になります
この日も、伊藤くんの流麗で表情豊かな演奏に、お客様もうっとり
そして、トークがまた本当に見事で満席の会場が沸いていました皆さまに、とてもお喜びいただけたようです
会場は、こんなに立派な建物で、
ガラス張りで、外からもよく見えます
ピアノはスタインウェイです
ガトーフェスタハラダの有名なラスク、美味しいですよね
この日も、エレベーターに乗ったとたん、甘くていい香りが漂ってきました
ラスクだけでもたくさんの種類があり、他のさまざまな焼菓子なども大人気です
群馬の限定品、グーテ・デ・レーヌ(ラスクのレーズンサンド!)とともにハロウィンの箱も可愛い