積年の思いを胸に津~紀三井寺弾丸ツアー(2022年9月27日) | 宏鈴法師のブログ

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前回、津市営球場に来訪したのは2019年4月13日。
9時から3試合だったが第1試合が5回コールドということもあり、15時34分終了と味気なく終わり、球場近くの「ペコリーノカフェ」でくつろぎソソクサと帰っていった。

あの当時は、コロナ騒動のことなど考えも及ばず、2年後の秋「三重とこわか国体」に思いを馳せていた。
会場が伊勢と津だったので、津市営球場が大規模なリニューアル工事で大きく変貌すると信じていた・・・。

そして、翌2020年はコロナ騒動で三重に行けず、2021年春に観光で亀山-津を訪れた際に寄り道して工事中のグラウンドに立ち入った。
その約半年後には国体中止の代替慰安旅行2日目で津~津新町を歩き、秋季三重大会を外野フェンス沿いによじ登って少しだけ見学して立ち去った。

9ヶ月かけて改装した球場を見ることはできたが、ネット裏は平椅子ができ、ベンチもイスが長椅子ではなく1人ずつ腰かけるようなタイプに変わっていた。
しかし、アルプスは塗装などを施し見栄えは良かったが、コンクリートむき出しは相変わらずで外野席は全く手つかずのままだった↓↓

そして2022年三重大会も3年ぶりに有観客試合となりスタンドに入る権利を得た!!
まず春はドリームオーシャンスタジアムに変わってまだ足を運んでいない松阪へ。夏は屋根のあるダイムスタジアム伊勢。そして秋に満を持して津を選択した。

迎えた秋・・・開幕日の9/17はロートスタジアム奈良で好カード続出のため、18日の2回戦3試合か23日の準々決勝2試合か・・・13日の抽選を見て決めようと。

しかし、台風が東海地方に接近しまさかの17~19日3連続前日中止発表という大ハプニング発生!!!
23日も台風接近で中止と。25日は紀三井寺で4試合観戦が入っているし、27日の火曜日に準々決勝2試合と日程変更されたが、その日は接骨院に予約取っていたので・・・・・。

もうしゃーなしに24日の1回戦3試合見て、翌日に始発電車で紀三井寺へ行こうと。

24日は台風一過でかなり熱かった!ましてや津はコンクリートジャングルなんで熱さを凌ぐものが一切なく照り返しがきつい。おまけに深夜3時30分頃震度3の地震で寝込みを襲われたような衝撃を受けながら3時間30分かけてやってきた。

9時から3試合のときは姫路・高砂よろしく9時20分頃に球場入りして第2試合からスコアをつけるのが定番だ。あるいは前日の台風の影響で試合開始をちと遅らせてくれないかという淡い期待もあったが、それをされると帰りの電車がますます遅くなるので・・・・・。

待望のスタンド入場となりグリーンシートに着席。振り返ればレジャーシートに鎮座する熊工ユニホーム着ているおじさんがいた・・・。

試合の方は第2試合まではコールドの匂いを全く感じさせなかった。2時間を少しだけ切るペースで翌日のことを考えると可もなく不可もなくで16時頃終了がその後の喫茶店巡りや散策に適していると考えていた。

第3試合はなぜかしら今年3回とも観戦となった津西が四日市を迎え撃った。
どうしたことか四日市はセンターフライ落球や1・3塁でピッチャー1塁悪送球などしょーもないプレーの連続で失点を積み重ね、攻めては投球前に1塁走者が飛び出し3度のけん制死など精彩を欠きまくり3回終了0-6で5回コールドも覚悟の展開。

しかし、5回に反撃の1点を取って少しだけ流れが変わり、なんとか2-7で8回を終えてコールド回避に成功。
ボチボチ帰り支度を意識した9回表1死から四球をきっかけに怒涛の猛追が始まり、連打連打であっという間に1点差に迫り津西はようやくエース投入もレフトフェンス直撃のツーベースで5点差追いつかれまさかの9回裏突入。
しかし、四日市の粘りもここまでで9回裏あっさりサヨナラ負け・・・・・。しかし試合時間2時間18分で最後の最後にいいものをみせてもらい満足して松菱百貨店の喫茶店~津城跡公園を散策し18時07分の近鉄電車で帰路に・・・。

①久居 農林1-0 久 居    9:00~10:57
②近大 高専6-2 高 田  11:39~13:35
③ 津 西 8xー7四 日 市 14:16~16:34

特筆すべきは審判員 この日はなんと2人の審判が3試合連続登場・・・
松 田 ①一塁②二塁③三塁
後 藤 ①三塁②一塁③二塁

他にも
佐 藤①二塁③球審
伊藤武①球審②三塁
貴 田②球審③一塁

と酷使されてました。のべ12人必要なところを5名で回した計算になるが、負傷退場などあったらどうやりくりしていたのだろうか???

翌25日は僕だけの聖地・紀三井寺へ。
2006年にようやくナイター照明塔が設置され、幾度となくナイター観戦してきたが、ここ2年間はナイター観戦していないし、今年は春・夏と貴重な1日4試合日が雨で分断されてしまい、この秋がラストチャンスとなる。

幸い、好天に恵まれ3度目の正直だが、前日には真夏のような陽射しの下で宝塚~津を往復して約7時間球場に逗留してからの4時起床なんで体は重かった。。。

運悪く最大の好カードが第1試合に組まれ、紀三井寺駅に7時51分到着で球場まで徒歩約30分。スコアつけたいので小走りに緑道を駆け抜け何とか間に合ったが試合開始8時23分と定刻よりも7分早められたのはきつかった。。。

相変わらず、初芝橋本に転籍してからサインは控え選手が発信しているのが定番となり、ベンチ後列で腕組みする卯瀧監督。近大新宮は初代の豊田監督から上宮OBの重阪監督そして近大付でセンバツ優勝した吉田監督に近大高専から招へいした高原監督と入れ替わりが激しいが、いつの間にか産屋敷新監督が就任し、夏は校長先生が部長兼任していたが、女性部長の宮本先生が復帰されていた!

かつては近大新宮のベンチで一番声が出ているのが女性部長先生だったが、この秋もそんな感じだった。
卯瀧監督の采配でロースコアの接戦にもちこみ7回しぶとく逆転したものの直後に連続バント処理ミスから崩れて再逆転を許し3-6で敗戦。
また来夏以降に卯瀧監督を甲子園で見れる日が来ることを信じたい。

第2試合は日高中津が那賀を圧倒したというよりも四球連発でピンチを招き相手に主導権を握られ7回コールドゲーム。

第3試合は米原監督が中盤に怒声を浴びせて選手を鼓舞するも打線は湿って3-2で辛くも田辺を振り切り2年連続センバツにむけてまた一歩前進。

第4試合15時59分試合開始でナイター点灯ピンチと思われた。夏の準優勝校・桐蔭が熊野を圧倒すれば3年前の新人戦よろしく4試合目が17時17分終了という悪夢の二の舞も考えられたが、熊野が後攻でホッと一息。

シーソーゲームとなり、試合時間が延びていき日の入りが17時53分ということもあり、17時28分7回表から点灯され45分間のナイターを堪能。

帰りの紀三井寺緑道はかなり暗くて心細かったが、無事にバス停までたどりつき、南海・和歌山市駅近くの「味一」で味噌カツ定食食べて20時30分の特急サザンに揺られていい夢を見れました。

①近大 新宮6-3初芝 橋本   8:23~10:39
②日高 中津8-0 那 賀  11:16~12:56 7回
③和歌 山東3-2 田 辺  13:31~15:24
④ 熊 野 6-4 桐 蔭  15:59~18:13 17:28点灯 7回表から

審判団は前坂・西岡・橘が2試合かけもちでしたが、ともに塁審だったので三重のような過重労働ではなかったですね!